4戦全勝でブロック通過1番乗りを果たしたタイガーマスク選手を直撃!
公式戦4戦全勝でいち早く決勝トーナメント進出を決めたタイガーマスク選手。かつてのスーパータイガーを彷彿とさせるコスチュームとスタイルで、目指すは前人未到の「BEST OF THE SUPER Jr.」V3だ——。
–公式リーグ戦1試合を残し、無傷の4連勝でブロック通過1番乗りとなりましたが?
タイガー「無傷なんですよ、気が付いたら(笑)。今回、スーパータイガーのようなコスチュームと闘い方で試合をしていて。まぁ、全く同じ事はできないんですけど、自分なりのスーパーなタイガーという事でやりたいというのがあって。今まで培ってきたものを違う部分で出せればと。それくらい勝ちたい大会でもあるし」
–2戦目のプリンス・デヴィット戦(6月1日後楽園)は、試合中のアクシデントによりレフェリーストップ勝ちとなりましたが。
タイガー「あれは僕もビックリしました。これからだと思ってた矢先だったので。正直もっとやりたかったですね。デヴィットとだったら“違うタイガーマスク”を見せられたと思うので。でも、彼とはこれで終わりじゃない。これからもずっと闘い続けていく事になるだろうし」
–そして、公式戦最後の相手は“TNAからの刺客”ジミー・レイヴですが?
タイガー「彼とはTNAのタッグマッチで対戦して勝ってるんですけど(2008年1月21日 現地時間)、正直、(レイヴの)リーグ戦(での闘いぶり)は見ていないので。当日、リング上でどういう事をしてくるのか楽しみですね。逆に自分の持っているものを彼に教えたいというくらいの気持ちで試合をしたい。侮れない相手ですけど、いい試合が出来るんじゃないかなという期待感もあります」
–ここを取れば、全勝優勝も見えてくると思いますが?
タイガー「自分から啖呵を切った部分はあるので、なんとしても全勝したいですね」
–もう一方のAブロックの状況についてはいかがですか?
タイガー「IWGP Jr.王者の井上亘選手が順調に上がってきているけど、それはチャンピオンとして当然だと思っているので。あと去年、田口(隆祐)にも負けているし。まぁ、なんだかんだいっても最後は実力のある選手が上がってくる訳ですから。まぁ、(04年、05年と連覇して)2年空いちゃったのが……(苦笑)。やっぱり連続優勝したかったですよね」
–その「SUPER Jr.」後には、師匠の初代タイガーマスク選手の団体であるリアルジャパンプロレスへの参戦が控えていますが?
タイガー「先生と試合をするのはかれこれ10年ぶりくらいになるんですかね。とにかく恥ずかしい試合は出来ないなというのがあって、物凄く緊張するんですよ(苦笑)。やっぱり、自分がこの世界にいる間は絶対に切って離せない人ですし。タイガーマスクと名乗っている以上、佐山聡さんの名前は絶対に出てきますよ」
–やはり、目指すのは真の師匠超えと?
タイガー「勝ち負け以前に、自分が今までやってきた事を久々に佐山さんにぶつけたいですね。自分には2つ目標があって、それぞれにやりがいを感じています」
–では最後に、ファンへ向けてメッセージをお願いします。
タイガー「まず『SUPER Jr.』を優勝しないと話にならないですから。優勝して、必ずIWGP Jr.を獲って、尚且つNWA(世界Jr.ヘビー級王座)をも取り返して、また二冠王に。必ず実現させますので、応援よろしくお願いします」
■初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
第13弾 3周年特別興行「PRINCIPLE! 〜佐山原理主義〜」
6月19日(木)東京・後楽園ホール
18:30試合開始
ダブルメインイベント 第2試合
初代タイガーマスク
サミー・リーJr.
VS
鈴木みのる
4代目タイガーマスク
お問い合わせ
KIAI PROJECT
TEL:03-3833-3662