“黒いプロモーター”蝶野が、今年も千葉で「CRASH」を開催!
今年も千葉のプロレスが黒く染まる。あの“黒いプロモーター”蝶野正洋が、自身の自主興行に向けて早くも行動を開始した。
蝶野選手は昨年、3月10日「CRASH」、9月1〜2日「蝶野王国2007in幕張」と、自分が手がけた自主興行を大成功へと導いた。特に「蝶野王国」は、新日本プロレス、無我ワールド・プロレスリング(現DRADITION)、「LOCK UP」という3団体の融合や、三田証券の協力、無料で参加できる各種イベントなど、まったく新しい形態の興行として話題になった。そのスケールの大きさから「あんな凄いことができるのは蝶野さんぐらい」と、関係者は口を揃える。
そして、初プロモートだった昨年の「CRASH」から約1年。今年も“黒いプロモーター”が千葉の地で「CRASH」を開催することになった。これまでの3大会はいずれも幕張メッセ(展示ホール)で行われたが、今回は千葉ポートアリーナへ場所を移す。1月11日に新日本プロレス本社で記者会見を開いた蝶野選手は、次のように意気込みを述べた。
蝶野「今回は、千葉市の真ん中の方での開催になる。これこそ本当に、千葉県の(プロレスファンの)人たちの掘り起こしという形です。千葉というのは、地元の人の話を聞いても“プロレス熱”がほかの県よりある。そこをもう1回開拓して行きたい。今までの興行で、ある程度の実績は作ってきたと思う。今回が千葉で打つ興行の本番というつもりで挑みます」
気になる対戦カードについて蝶野選手は、「あくまでも『NEW JAPAN CUP 2008』のシリーズ中なので、できれば1つぐらいは自分絡みで何かをやりたい」とコメント。1月4日「レッスルキングダムII in 東京ドーム」の開催からまだ日が浅いということもあり、新日本プロレス内部とプロレス界全体の動きを見極めてから、大物投入も視野に入れて動き出すという。
また蝶野選手は、今回の「CRASH」でも好評だった無料イベントを開催すると明言。「今年のために去年があった」と語る“黒いプロモーター”が仕掛ける新たなプランにも期待が高まる。
3月21日(金)
千葉・千葉ポートアリーナ
19:00試合開始