大晦日の“年越しプロレス”に裕次郎選手が参戦!/12月31日プロレスサミット試合結果
プロレスサミットIN KORAKUEN
12月31日(月)
東京・後楽園ホール
第4試合
空中戦 レジェンドvs新世代8人タッグマッチ
30分1本勝負
○ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門メキシコ)
グラン浜田(フリー)
TAKAみちのく(KAIENTAI DOJO)
(8分36秒 サンダーファイヤーパワーボム→エビ固め)
×藤田峰雄(WMF)
裕次郎(新日本プロレス)
アジアン・クーガー(大阪プロレス)
ザ・グレート・タケル(IWAジャパン)
※タッチなしで交替できるメキシコルール
=試合経過=
“プロレス活性化”を合言葉にして多数の団体が一堂に会する「プロレスサミット」へ、新日本プロレスから裕次郎が参戦。クーガー&タケル&藤田とチームを結成し、ウルティモ&浜田&サスケ&TAKAというJr.界のレジェンドたちと対戦した。
先発は浜田とクーガー。浜田の軽快な動きにクーガーは思わず舌を巻く。その後、TAKA対タケルの攻防のあと、ウルティモと裕次郎が同時にリングイン。やる気満々の裕次郎にいきなり弾き飛ばされたウルティモは、「やっぱり新日本だな。やるじゃないか、この野郎」とつぶやく。
裕次郎の攻撃は続き、フライングメイヤーから低空ショルダータックル。続いてのエルボードロップはかわされたものの、パワースラムでウルティモをマットに叩きつける。
しかし、ウルティモは裕次郎をカニ挟みで倒すとメキシカンストレッチで反撃。さらに、割って入ったタケルとクーガーも一蹴してしまう。
その後、タケルがTAKAへ三角飛びプランチャ、クーガーがトップロープ越えのギロチンドロップで浜田を攻め立てる。だが、ウルティモが裕次郎を場外へ追いやって形勢逆転。そのままウルティモは裕次郎たち3人へ向かってラ・ケプラーダを放つ。
終盤、裕次郎が豪快なラリアットをさく裂させてサスケをフォールするが、TAKAたちがカット。浜田がプランチャ、TAKAが宇宙人プランチャでタケルたちを分断する中、裕次郎はウルティモのアサイDDT(バック宙式DDT)をまともに食らってダウン。
そして最後は藤田がサスケのサンダーファイヤーパワーボムで撃沈。ウルティモ、浜田、サスケ、TAKA組の勝利となった。
=試合後コメント=
裕次郎「世界を渡り歩いて来た選手と、こうやって大晦日に試合ができるのは凄くうれしいこと。今日は勝つ気でした。アイツらに勝ったからって、すぐに抜けるわけじゃないけど、勝ちたかった。でも、やってよかった。凄くいい経験になった。空中戦というテーマがあったとしても、俺がパワーでレジェンドをブチのめすからいいわけで。新日本というプライドは持っていますけど、今日は新日本というひいき目がなくても、俺が4人の中でズバ抜けてなきゃいけないと思っていました」
クーガー「俺もあと10年後、20年後、レジェンド軍に入れるように頑張るから。見とってくれよ! アジアン・クーガーにチュ〜モ〜ク(注目)!」
タケル「これからまたチャンスを作って、浜田さんたちと徹底的にやって、必ず新世代の時代を作って行きたいと思います」
藤田「レジェンドと呼ばれる方々と闘えて、負けてしまったんですけど、自分の今後に繋がる糧になると思います」