1.4東京ドームまであと4日!/レジェンドと藤波辰爾が緊急合体! ヒール連合V・B・Hと激突!
2007年8月に結成されて以来、圧倒的な強さで新日本マットを席巻してきたレジェンド。プロレス界のスーパースターたちによる豪華な共演は、全国各地のファンを熱狂させている。
だが、その一方で選手たちからの反発は大きかった。特に、激しい抗争を展開してきたG・B・Hの怒りは凄まじい。「ロートル」「くそジジイ」「出がらしのティーバッグ」「化石になれ!」などなど、罵詈雑言が次々に飛び出す。
とはいえ、リング上でのレジェンドの勢いは衰えを知らず、ついにG・B・Hは最終決戦に向けて強力な助っ人を用意。全日本プロレスを主戦場にして暴れ回るヒール軍団、ブードゥーマーダーズ(以下VM)である。こうして、日本マット界を代表する2大ヒールユニットの連合、V・B・Hが誕生した。
一方のレジェンドは“ドラゴン”こと藤波辰爾(DRADITION)が緊急合体。
約1年半前に新日本プロレスを退団していた藤波だったが、蝶野正洋らの呼びかけに応じ2008年1月4日「レッスルキングダムII in 東京ドーム」(以下レッスルキングダムII)への参戦を決意。そこには「プロレス界を盛り上げるため」という超党派の思いが込められていた。
大会当日まで2週間足らずと迫った中での“ドラゴン・リングイン”は、さすがのV・B・Hも仰天したことだろう。だが、裏を返せばレジェンドと呼ばれる目障りな男たちを一掃できるチャンスでもある。試合ではここぞとばかりに無法ファイトを繰り広げるに違いない。
そして、年内最終興行となった12月24日後楽園ホール大会。レジェンド(長州力、蝶野、獣神サンダー・ライガー、AKIRA)と、V・B・H(真壁刀義、矢野通、邪道、外道/TARU、近藤修司、“brother”YASSHI)が、挨拶がわりの大乱闘を繰り広げた。ここで蝶野が「お前らカス以下だ。寄生虫だ!」とVMを罵倒すれば、なんとあの長州が「1月4日、キレるぞ!」と衝撃の宣戦布告!
いつもはキレてないはずの長州がついにキレる!? これだけでもドームに足を運ぶ価値が十分にあるというもの。ましてや、長州と藤波が同じコーナーへ立つ姿は見逃すことができない。永遠のライバルの約6年ぶりとなるチーム結成は、まさしく伝説の一コマだ。「レッスルキングダムII」は、伝説から新たな伝説が生まれる舞台となるだろう。
「レッスルキングダムII in 東京ドーム」
2008年1月4日(金)
東京・東京ドーム
17:00試合開始