WEW強奪を目論む石井がまさかの足踏み!/12月30日アパッチプロレス後楽園大会試合結果
アパッチプロレス軍
12月30日(日)
東京・後楽園ホール
メインイベント
タッグマッチ
45分1本勝負
○マンモス佐々木
佐々木貴
(17分24秒 29歳→片エビ固め)
×石井智宏
真壁刀義
=試合経過=
WEWヘビー級ベルトを腰に巻いて入場してきたマンモスと、WEW強奪を目論む石井は互いを威嚇し合う。
マンモスと貴の先制攻撃で試合開始となるも、真壁と石井は場外戦であっさりと形勢を変える。2度目の場外戦で真壁が貴を流血させると、ここからG・B・Hの一方的なペースに。
石井の噛み付き攻撃、ヘッドバット、真壁のボディブロー、パンチ、ブレーンバスターを浴びて早くも虫の息となった貴だったが、真壁の突進を間一髪のところでかわし、逆転のトラースキックから、ジャーマンスープレックスホイップ。
タッチを受けたマンモスはラリアットで2人を蹴散らし、真壁に串刺しラリアット2連発からラリアット合戦へ。3度目の相打ちで両者はダウンするも、マンモスは続けざまにネックハンギングボム。
貴対石井となり、貴はトレイン攻撃をかわし、石井にドロップキック、真壁にDDT。そして、石井に串刺しエルボー、パンチを乱射し、スイングDDT、トラースキックとラッシュ。
だが、真壁が勢いに乗る貴の背中にリング下からイスをぶつけ、石井との場外ハイジャックパイルドライバー。そして、孤立したマンモスにトレイン攻撃から、石井が雪崩式ブレーンバスター、真壁のアシストを受けての合体ジャンピングパワーボム。
何とかカウント2でキックアウトしたマンモスに真壁が追撃のチェーンラリアット、キングコングニードロップ弾。そのまま石井がフォールするも、ここは貴のカットが間に合う。
真壁は貴をラリアットで蹴散らすと、首にチェーンを巻きつけて絞首刑状態にする。これを制止に来たレフェリーを石井がリバースDDTで蹴散らすと、リング上は無法地帯に。
すると、ここで有刺鉄線バッドを持ったBADBOY非道がリングに飛び込み、真壁、石井にフルスイング。
非道の助太刀によって九死に一生を得たマンモスは、石井にラリアット、29歳。石井が執念でフォールを返すと、貴の延髄斬りとラリアットのサンドイッチ攻撃から、貴がトラースキック。最後はマンモスが29歳を炸裂させて、今度こそ石井を仕留めた。
試合後、怒りの収まらない真壁と石井はリング上に次々とイスを投げ込み、ブーイングの中、憮然とした表情で引き上げて行った。
=試合後コメント=
石井「アァ、クソー、非道に言っておけ。やるんだったら最初から入って来い、この野郎! チョロチョロチョロチョロしやがって」
真壁「なめやがって、この野郎。なんだアイツ? オイ、試合の権利あんのか? 何がブーイングだ、クソ食らぇ! この野郎、最初から出て来いよ。騙まし討ちか? テメェら得意のよう。冗談じゃねぇぞ、この野郎。タダじゃすまさねぇ。俺たちに喧嘩売ったんだ」
石井「誰に喧嘩売ったか分かんだろう? このボケ。(1/13LOCK UP後楽園で)アイツも金網の中に入れ! 人数関係ねぇだろ」
真壁「関係ねぇよ、白黒ハッキリつけてやる。いいか、何べんも言うぞ、テメェら負け犬なんだよ!」
石井「クソはクソなんだ、コラ! 俺ら誰だと思ってんだ、G・B・Hだ、オラ」
※ここで真壁と石井はコメントをしていたマンモス、貴、非道を襲撃するも、セコンド陣の制止を受け控え室へと押し込まれた
マンモス「俺のベルトに挑戦するって、こんなもんか。来いよ、オラ。やったるぞ。次は金網とか何とか言ってるけど、もっと突っかかって来い!」
貴「アイツら、何ゴチャゴチャ言ったってよぉ、勝ったのは俺らだよ。俺らアパッチが勝ったんだよ、今日はそれが現実だろう」
マンモス「やっぱり、思うのはあんだけ熱い声援をしてくれるアパッチのファン。アパッチのファンは俺らと共に闘っているモンやと思っているから、俺はもっとドンドンみんなを熱くしていきたいと思います」
貴「こんだけ熱いアパッチファンが来てくれるんだから、裏切れねぇよな、マンモ。みんなにもっと喜んでもらえるように俺らは死に物狂いで闘いますよ。G・B・Hだろうが、真壁だろうが関係ねぇ、ぶっ潰す」
マンモス「みんなで集まって、俺らにああいう声援を送ってくれる事が俺らの1番の力になるんですよ。俺らはそういう気持ちをもらったから」