トップ会談の呼びかけに藤波辰爾が呼応! 1月4日「レッスルキングダムII」参戦へ!
12月19日、千代田区の力道山OB会事務所で記者会見が開かれた。出席したのはOB会の岩沢敏雄氏と、蝶野正洋選手。
新日本プロレス、全日本プロレス、ZERO1-MAX、DRADITION(ドラディション=旧:無我ワールド・プロレスリング)、TNAの5団体が一堂に会する2008年1月4日「レッスルキングダムII in 東京ドーム」(以下レッスルキングダムII)を目前に控える中、蝶野選手が次のようにコメントした。
蝶野「ドームでは、新日本も含めて5団体が揃う。この機会に、ぜひトップ会談をできるように持って行きたい。地方の隅々まで夢を見せられるのが、このプロレス業界。何とかしてもう1度火をともすためにも、トップ会談を実現させたい」
ここでDRADITIONの藤波辰爾選手が、会見場に遅れて登場。蝶野選手と岩沢氏が、会見を見守っていた菅林直樹社長と共に、藤波選手へ「レッスルキングダムII」への参戦を呼びかけた。
やや事情が飲み込めてない感のあった藤波選手だったが、「プロレス界を盛り上げるため」と、ドーム参戦を確約。そして、蝶野選手らとのトップ会談にも応じる構えを見せた。
蝶野選手は「今、育って来ている若い選手の受け皿が広がればいい」と、団体の大連立に対し、前向きな姿勢を示した。
また「野球やサッカーのように毎日、各地でプロレスを見られる状況に持って行くには、団体数と選手の数が足りない」という独自の理論で、プロレス界の再編成を呼びかけた。