中西選手がセミナー「SUPER VISIONS」で熱き“野人節”を披露!
12月15日夜、文京区の「文京シビックホール」にて開催されたセミナー「SUPER VISIONS Vol.1」に中西学選手が出演。ビジネス&パーソナルコーチの原村和子さん、夢実現ナビゲーターの佐藤伝さんと共に、セミナーのタイトルとなっている“素晴らしい展望”について、参加者たちに熱弁を振るった。
まず、中西選手はステージ中央の特設ビジョンに、道場での練習風景を収録した映像を流して、1つ1つ丁寧に解説。「ゴリラが暴れているようなビデオに見えると思いますが(笑)」と恥ずかしそうな表情を見せるも、その圧倒的な迫力と驚愕のトレーニングメニューに、参加者たちは食い入るようにビジョンを見つめる。ここでノッてきた中西選手が、上着を脱いで実演するという一幕も。
そして、メインテーマである「約束」について、大のプロレスファンとしてもお馴染みの原村さんが「人生の波に乗る方法」、ベストセラー作家でもある佐藤さんが「夢を形にしていくためには『○○』がだいじ」という斬新な切り口で講演する中、中西選手が用いたのは「責任」の二文字。
箸にも棒にもかからなかった少年時代に父親から言われた1言、15歳で始めたアマチュアレスリング、和歌山県で公務員となってみかん農園の養子になる事を考えていた時期、25歳で安定を捨てて新日本プロレスに入門した経緯、故橋本真也さんの言葉(全て本人談)。これまでの人生経験を元に、随所随所に“野人節”を交えながら、熱く真剣な眼差しで語った。
中西「責任というのは重たい言葉でありながら、みんな軽々しく使っている。自分が自分に対して約束をしっかりとして、それを果たしていく事。約束を守る大変さ、それは支えてくれた人、力になってくれた人への礼儀。精神力が強い人は約束を守ると思います」
最後は今後の抱負として、「1番やりたい事は子供に約束というものを守って、強くなって欲しいと思います。具体的には言えないのですが、(それを子供たちに)伝える活動をやっていきたい!」と力強く宣言し、「SUPER VISIONS Vol.1」は大盛況の内に幕となった。