「今の新日本を表現できるこん身の10試合」(菅林)/1月4日「レッスルキングダムII」全対戦カード決定!
12月14日 16:00より、新日本プロレス本社大会議室にて記者会見が開かれ、2008年1月4日「レッスルキングダムII in 東京ドーム」(以下レッスルキングダムII)の追加対戦カードが発表された。
ZERO1-MAX、無我ワールド・プロレスリング、ブードゥーマーダーズが新たに参戦。これで「レッスルキングダムII」の全10試合が確定となった。
また、第5試合の真壁刀義&矢野通vsブラザー・レイ&ブラザー・ディーボンが、凶器公認のハードコアマッチルールに正式決定したことも併せて発表された。
会見に出席した菅林直樹社長、長州力現場監督、渉外担当のタイガー服部レフェリーのコメントは以下の通り。
菅林「ドーム大会にふさわしい華やかさがある、今の新日本を表現できる、こん身の10試合。最高のカードが出揃ったと思います。(他団体の参戦について)苦しくなったらやるというのではなく、それぞれの(団体の)旗を掲げて、こういう晴れの舞台に参戦するというのは、今までの形と違った新しいプロレス界の流れになるのではないでしょうか」
長州「後半の4試合は、新日本のこれからの方向性を左右する、ここ何年かにはないような、しっかりとした柱ができたと思います。僕も非常に楽しみにしています」
服部「ここまで色んな流れがあったけど、最初は3代目のIWGPベルトがカート・アングルに移ってしまって。それを新日本の現場で一生懸命やっている人たちが、『リングの上で獲り返す』という気持ちを持っていたので、交渉するのに凄くやりがいがありました。ジェフ・ジャレット(TNAの創始者)も、『どうせやるなら、TNAvs新日本(の全面対抗戦)をやる』という物凄い気持ちで、これだけのカードが出来たんだと思います。向こうがベストのカードを提供してくれたので、ガーッと力が入るような感じでできるんじゃないかと。(永田裕志vsアングルについて)宙に浮いたベルトを獲り返すという永田の意思が絡まったら、日米を代表する選手同士の凄く深みのある試合ができると思いますよ」
このほか菅林社長は「ステージの演出は今年以上のものを用意しています。ロイヤルシートには特別な写真集のプレゼントもありますし、会場に来られれば確実に楽しんでもらえる大会になると思います」とコメント。こん身のドーム大会に手応え十分という表情を見せた。
また、今大会の模様は、TNAの試合中継を担当するスパイクTVでも放映される予定。全米のプロレスファンがドーム決戦を目撃することで、新日本vsTNAの“戦争”がさらに激化する可能性も高い。全対戦カードも決定し、いよいよ待ったなしとなった「レッスルキングダムII」。開戦の時まであとわずか!