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「TNAのIWGP挑戦は白紙」/菅林社長がTNAとの対抗戦についてコメント！
11月16日夕刻、“RISE”結成会見終了後、菅林直樹社長がアメリカTNAとの対抗戦について、記者団の前でコメントを発表した。
まずは、11月11日両国大会に来日しなかったロン“ザ・トゥルース”キリングスについてTNA側に厳重注意を通達し、ジェフ・ジャレット氏より新日本プロレス側に届いた謝罪文を読み上げた。
=ジャレット氏のコメント=
「ロン・キリングスの来日を楽しみにしていた日本のファンには申し訳ないことをした。これからTNAは一線級の選手を送り込み、TNAの素晴らしさをこれからも日本のファンにお見せする」
そして、TNAが来年1月4日東京ドーム大会で“野人”中西学選手と対戦させたい“怪物”をリストアップした事を受けて、本人に意志を確認。中西選手が二つ返事でOKしたため、明日11月17日に川崎ルフロンで開催する「SUPER STAR POP JAM in KAWASAKI LeFRONT」でカード発表を行なう事を明言した。
最後に、IWGPヘビー級チャンピオン棚橋弘至選手の挑戦者について、自らの見解を述べた。
=菅林社長のコメント=
TNA側に棚橋選手が持つIWGPヘビー級王座の挑戦権を渡していたのですけども、相変わらず「IWGPはカート・アングルが真の王者。なぜ棚橋のベルトに挑戦しなければいけないのか？」というようなコメントが続いておりまして。またも敵前逃亡とも取れる主張を言ってきております。
我々は、IWGPの王者は棚橋弘至が世界で1人としていますので、TNAが保持するIWGP王座は一切認めておりません。世間では棚橋弘至対カート・アングルの統一戦を行なうべきという声も挙がってはいるのですが、IWGP王者である棚橋選手が向こうの思うままに挑戦してしまうと、我々の正当なIWGPが格下と位置付けられてしまいます。
今日現在、TNAから回答が無いので、IWGPのTNA挑戦枠は本日をもって終了とし、白紙にします。
これ以上TNAのわがままに構っていられませんので、カート・アングルの持つベルトは棚橋選手ではなく他の人間が取り返し、その上でタイトルを封印します。相手はまだ社内で協議しております。対戦相手は明日の川崎で本人同席の上、正式に発表いたします。
永田選手がカートに挑戦したいという話は聞いておりますが、永田選手以外に本隊、G・B・H、先程結成されたRISEからもそういうリクエストがありますので。それらをすべて踏まえて、早急に決断をしますので、明日までお待ちください。
