後藤洋央紀が“盟友”大原に勝利!/9月8日「闘龍門」興行試合結果
9月8日(土)
ULTIMO DRAGON TRIAL BATTLE「UD:CASA」
東京・新宿FACE
メインイベント
60分1本勝負
○後藤洋央紀
(13分48秒 昇天→体固め)
×大原はじめ
=試合経過=
後藤にとって大原はメキシコ遠征中の盟友。今回の対戦は、大原の強い要望で急遽実現した。
後藤は前日の後楽園ホール大会で披露したニューコスチュームではなく、大原と同じメキシコで使用したコスチュームで登場。そして、試合は両者の握手で開始される。
序盤から体格で勝る後藤が優位に試合を進める展開となる。劣勢が続いた大原だったが、後藤のバックドロップを切り返してジャーマンスープレックスホイップで逆襲。そして、後藤のブレーンバスターを脱出し、変型膝十字固めを極める。
これに対し後藤は、延髄斬り、ジャーマンスープレックスホイップで反撃し、垂直落下ブレーンバスターからフォールに行くが、カウントは2。
さらに後藤はラリアットをヒットさせるが、直後に繰り出した2発目のラリアットを大原が飛び膝蹴りで迎撃。
そこから大原はリストクラッチ式フィッシャーマンバスターを狙うが、切り返した後藤が変型バックブリーカーで逆転。そして、最後は後藤が昇天をさく裂させ、力尽きた大原から3カウントを奪った。
=リング上のコメント=
※試合後、ウルティモ・ドラゴンがリングに登場
後藤「(ウルティモ)校長、約1年間のメキシコ修行、本当にどうもありがとうございました。(NWAインターナショナルJr.ヘビー級のベルトを持ち)このベルトを獲ったことが、メキシコでの最大の思い出です。しかし! 俺は今ヘビー級になりました。これからは日本で、新日本プロレスで、頂点を目指します。本日をもって、このベルトを返させていただきます」
ウルティモ「その前に、1つだけ条件がある。絶対、棚橋(弘至)に勝てよ! そして、IWGPヘビー級チャンピオンを目指せよ!(うなずく後藤からベルトを受け取る)」
大原「後藤さん、1年間ありがとうございました! 後藤さんは新日本プロレスだし、自分よりキャリアが倍ぐらいあるし、歳も上で、本当に頼りになる兄貴分でした。後藤さんがいたから、僕はメキシコであんなに活躍できました。後藤さんが新日本プロレスでプロレスの1番を目指すんだったら、僕はメキシコで1番のルチャドールを目指します!」
後藤「メキシコでの1年間、有意義に、体もこんなにデカくなって帰って来ました。それは闘龍門のおかげであり、大原はじめのおかげです。大原はじめは最高の友であり、ライバルであり、そして強敵でした。また同じリングで闘う日を楽しみにしています」
=試合後コメント=
後藤「今回は、メキシコでの自分を捨てるケジメの1戦だったと思います。今、この時点でやっと新日本プロレスで頂点を目指すケジメがつきました」
大原「これからのプロレス業界を引っ掻き回して、一大ブームを築き上げるぐらいの活躍を、2人でして行きたいです」
後藤「将来、東京ドームのメインイベントで、この2人が闘う日がいつか必ずきますよ。彼はメキシコで、俺は新日本プロレスで、トップを目指す。その2つが交わる時が、今から凄く楽しみです。(大原と握手をして)いつまで経っても、この関係は続くと思います」