いよいよ明日開催! 永田裕志デビュー15周年記念興行『Blue Justice! 〜青義〜』
永田裕志選手のデビュー15周年を記念して行なわれる『Blue Justice! 〜青義〜』が、9月9日17時から永田選手の地元である千葉県東金で開催される。同大会は、永田選手が初めて手がける自主興行ということで、前日から東金入りした永田選手は、準備に奔走する中、明日のメインで行なわれる永田裕志&大谷晋二郎(ZERO1-MAX)&中西学(対戦相手は天山広吉&真壁刀義&矢野通)の同期タッグへの思い入れを語った。
永田&大谷&中西は共に1992年にデビューを果たし、ヤングライオン(以下YL)として切磋琢磨した間柄だが、当時のYLは永田、中西、石澤常光と、全日本チャンピオンが3人も含まれ、そこに大谷、高岩竜一という現在のZERO1-MAX(以下ZERO1)勢、そして1年先輩の天山、西村修、金本浩二も加わり、新日本史上最もレベルが高いYLの中で、全員が凌ぎを削り合っていた。
その後、2001年に大谷選手はZERO1へ移籍し、永田、中西両選手とは袂を分かつこととなったが、それぞれの道で活躍しながらもお互いの存在を意識し合い、現在に至っている。
=永田選手のコメント=
「当時のYLには、とてつもないパワーを持った中西学という存在があって、YLの選手全員の脅威となっていた。僕自身も中西に対してジェラシーを感じていたし、凄い力、並じゃない基礎体力に、オリンピックに出場した選手と自分の差を痛感させられたね。そんな中で大谷は、誰に対してもハングリーな精神を持って、試合の中でもそれを前面に出して、大きな相手に立ち向かっていたと思う。YLを卒業してから大谷は『BEST OF THE SUPER Jr.』準優勝。そして、2001年にヘビー級に転向して、ZERO1に移籍……。僕としては大谷に対して『闘いたかった』という気持ちが強く残っていたので、今回デビュー15周年興行を考えた時に、真っ先に彼の名前が上がった。
ZERO1に移ってからも、大谷のことはずっと意識していたね。行ったからには頑張って成功して欲しいと思っていた。今のZERO1は、大谷の存在そのもの。そういう意味で彼のやってきたことは間違っていなかったね。今回の東金大会では、彼の持っている喧嘩みたいな強さ……それを今の新日本の若手、そしてファンにも見て欲しい。そして明日のメインを観たファンが『永田vs大谷』や『永田&大谷』が観たいという気運が高まったら、これから先、それを実現させる。東金からそういうムーブメントを発信させていけたらいいね!」
明日の大会を控え、興行主である永田選手は東金アリーナを最終視察。図面を見ながら、控え室の場所、入場口、そして照明や空調、音響設備も確認し、アリーナ職員と綿密な打ち合わせを行なった。