新しいプロレス空間「蝶野王国2007 in 幕張」は大盛況で終了!
9月1日、2日の両日、幕張メッセ国際展示場11ホールにて開催された「蝶野王国2007 in 幕張」(以下「蝶野王国」)。2日間でのべ8,250人(満員:興行、その他イベントを含む)に上る観客を動員し、大盛況のうちに終了となった。
1日目に続き、2日目も様々なイベントが開催された「蝶野王国」。11:00からは蝶野正洋選手、S・S・マシン選手、越中詩郎選手によるプロレス教室が行なわれ、たくさんのちびっ子たちが参加。コーチ役の三澤威トレーナーが「安全な親子のスキンシップをはかれて、健康になる素晴らしい運動」を指導した。蝶野選手は“黒いカリスマ”の顔とはまったく違ったやさしい表情を見せ、越中選手とマシン選手も楽しそうにちびっ子たちと交流。
また、準備運動として行なわれたストレッチは健康とダイエットの両方に効果があるということで、観客席にいたギャラリーたちも興味津々。リング上の動きに合わせて体を動かす人の姿が多数見られた。
12:30からは、ラジオDJの山本シュウさん、永田裕志選手、中西学選手によるエイズをテーマにしたトークショーが行なわれた。
レモンさんのキャラクターで教育に関する著書を出版し、エイズ関連のことにも詳しい山本さんは、会場内のビジョンにグラフやイラストを映し出すなど、分かりやすくエイズについてレクチャー。永田、中西両選手、そして会場内のギャラリーたちも真剣な表情で話に聞き入っていた。
さらに13:30からは、棚橋弘至選手、山本尚史選手、三澤トレーナーによるプロレス教室(第2弾)が行なわれ、こちらもたくさんのちびっ子たちが参加。
この中では、マット運動の応用でちびっ子が棚橋選手を押さえ込み、3カウントを奪うという趣向がとても好評だった。
イベントの合間には、各選手が飲食やグッズ販売などのブースを次々と訪れ、サイン会や撮影会といったサービスを実施。
会場にいれば絶え間なく選手との交流が楽しめるため、ファンにとっては満足度の高い2日間となった。
このほかにも、イベントブースを無料で開放、1枚で3つのプロレスが楽しめる2Daysチケット、小中学生の観戦を無料にするなど、まさに「蝶野王国」はプロデューサー蝶野正洋が目指した“新しいプロレス空間”。
大会を総括した蝶野選手は、型破りな巨大プロレスイベントの成功に手応えを感じ、今後も継続して開催して行くことを示唆した。