「生まれ変わった俺を見て欲しい」/後藤洋央紀選手が次期シリーズに向けて公開練習!
8月30日夕刻、先日メキシコ遠征から凱旋した後藤洋央紀選手が、新日本プロレス道場にて公開練習を行なった。
後藤選手は内藤哲也選手をパートナーに、まずは本番さながらのスパーリングを展開。「狙っていた訳では無くて、メキシコでやっていた事が勝手に出た」と本人も語る通り、これまでに見せた事の無い動きで内藤選手の腕や脚を次々と極めていく。本場メキシコ仕込みのジャベ(関節技)も多数装備している事を垣間見せた。
さらに後藤選手は、メキシコでの新兵器“昇天”に更なる改良を加えた“昇天・改”を初披露。
この昇天・改は、昇天と同様の体勢から、マットに叩きつける際に自らの全体重を乗せたエルボーを浴びせるという豪快技。厚みを増した肉体によって生まれた驚愕の“殺人兵器”だ。
静寂に包まれていた道場内に昇天・改の凄まじい衝撃音が響き渡る中、公開練習を終えた後藤選手は、次のようにコメントした。
=後藤洋央紀選手のコメント=
「次期シリーズは棚橋弘至も帰ってくるという事で、対戦するカードも組まれているので。まぁ、昇天があれば余裕で勝てると思うのですが、念には念を入れてという事で、今日は改良した昇天をお見せしました。とりあえず、棚橋弘至と当たる前に山本尚史(9月2日幕張)、飯塚高史(9月7日後楽園)と、シングルが2つ組まれていますので、それに軽く勝利して棚橋との闘いに備えたい。俺自身、凄くモチベーションが高まってきている状態なので、次のシリーズは期待してください!」
タッグマッチながらも8月26日後楽園大会で不覚を取った山本、飯塚、両選手とのシングルマッチについては、「後楽園では何の厳しさも感じなかった。俺にとっては意味が無い試合。(昇天・改は)使うまでも無い」と、強気のコメントを連発。
「会社が俺の実力を信用していないようなので、だったら試合で分からせるまで」と、自らの侵攻を妨げるものは何であろうと容赦はしないと息巻いた。
「帰国して1発目のシリーズなので、新日本プロレスの内部を見て行きたいというのがある。前の自分とは違う、生まれ変わった俺を見て欲しい」と、全身から闘志と自信をみなぎらせて語った後藤選手。その視線の先に見据えているのは、ヘビー級の頂点のみだ。
※後藤選手が、山本選手、飯塚選手とシングルマッチで激突する2大会の情報は以下のリンクよりご覧ください
9月2日(日)
千葉・幕張メッセ国際展示場・11ホール
15:00試合開始
9月7日(金)
東京・後楽園ホール
18:30試合開始