『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』2月11日(金・祝)仙台大会で、エル・デスペラード選手の持つIWGPジュニアヘビー級王座に初挑戦するマスター・ワト選手に電話インタビュー!
※トップ写真、インタビューカットは後日撮影
撮影/山本正二
※以下、インタビューの「序盤部分(※一部抜粋)」をWEBで無料公開!
■2022年は飛躍を誓っていたなかで、(東京ドーム2連戦の)対戦カード(第0試合)を見てモヤモヤする部分はありました
――さて、ワト選手。まずはTwitterでは「発熱があった」とツイートされていましたが、いまの体調、コンディションはいかがですか?
ワト 最初は(1.23)栃木大会の翌朝に猛烈なノドの痛みと39.3度の熱が出たんですけど、翌日には38度まで下がったんですよ。ただ、ノドの痛みはあって咳も出始めたので、ボク自身も「コロナかな」と思ったんですけど、PCR検査したら陰性だったんです。
――いつ頃から体調は回復されたんですか?
ワト 4日目ぐらいでノドの痛みとかはなくなって、若干倦怠感はありましたけど、39度の時に比べたらだいぶ良くなりましたね。ただ、いまはまだ隔離期間中で道場などでのトレーニングはできてないので、自宅でスクワットや腕立て伏せをやってる感じです。
――自宅隔離のなかでやれることをやってるわけですね。
ワト で、じつは発熱して2日目の時に天山(広吉)さんから「なんか欲しいものはないか?」って果物とか買ってきてくださって、もちろん直接会うことができないので駐輪場の自分の自転車に(果物が入った袋を)かけてくださったんですよ。
――そんなヘルプがあったんですね。
ワト 天山さんからサポートもいただいて体調も良くなりましたし、2月3日から隔離期間があけるので、そこからタイトルマッチへ向けてコンディションを上げていきます。
――そのタイトル戦の話を伺う前に、ワト選手は今年の東京ドーム2連戦で“本戦出場”がありませんでしたが、そのあたりで悔しさなどはありましたか?
ワト そうですね。5日には女子(スターダム)の試合も組まれてたのに、その大会に所属の自分の名前がなかったっていうのが凄く悔しかったですね。2022年は飛躍を誓って「これから前に出てやるぞ!」っていう気持ちでいたなかで、対戦カード(第0試合)を見て「なんでなんだろう?」「もっと頑張らないといけないのか……」ってモヤモヤする部分はありましたね。
■「IWGPジュニアヘビー級王者になる」ってずっと夢みていたものだった。このチャンスを絶対に掴まなければならない
――とはいえ、1.5東京ドーム大会でIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラード選手からベンダバールでタップ勝利を奪い、タイトルマッチへこぎつけた部分もありました。
ワト 正直、あのカードが決まった時点で(IWGPジュニアヘビー級王座を)狙ってましたね(ニヤリ)。で、じつは去年のデスペラードとの『SUPER Jr.』公式戦でもベンダバールを出してたんですけど、その時は逃げられてしまって……。ただ今回は、デスペラードが前日のヒロムとの試合(1.4東京ドーム)で結構、首を攻められてたので「このタイミングで出せは、極まるんじゃないか?」って思ってたんですよ。
――狙い通り王者からタップ勝利して、初のIWGPジュニアヘビー級王座挑戦が決まりましたが、あらためて現在の心境は?
ワト 「IWGPジュニアヘビー級王者になる」っていうのはずっと夢みていたものだったので、タイトルマッチが決まったのは素直に嬉しいですね。ただ、自分が「未来を開拓する」っていう発言をしているなかで、IWGPジュニアヘビーのベルトっていうのは必要なもので、「このチャンスを絶対に掴まなければならない」っていう緊張感もありますね。
――そして、その初挑戦の試合が2月13日仙台大会のメインイベントです。
ワト 自分自身、今回の初挑戦がメインイベントっていうカードが組まれた瞬間、「俺が50周年の新日本プロレスを引っ張っていかなければいけないな」って思いましたね。
――現在の新日本ジュニアは高橋ヒロム選手、エル・デスペラード選手のツートップが牽引していると言われがちですが、その部分に関してはいかがですか?
ワト 「そのワクは潰したいな」って思いましたね。自分がそこに割って入って3強とかって言うんじゃなくて、ジュニアで一番強いのは一人でいいと思うんですよ。2強、3強とかじゃなくて、ピラミッドの頂点にIWGPチャンピオンがいるというか。
――では、今回のタイトル戦でご自身がピラミッドの頂点に立つと。
ワト そうですね。自分が頂点に立ちます!
■(デスペラードは)立ち回りや動きにムダがない。「うまく間をずらされてるな」っていう感じがありますけど、今回はそこにハマらず動きを読んでいきたい
――対戦相手のエル・デスペラード選手に関して、レスラーとしてどういった印象をお持ちですか?
ワト 試合内容はもちろんなんですけど、「コメントや発言の仕方が凄いうまいな」って思いますね。
――たしかに、デスペラード選手はワト選手に対して、強烈なコメントも発してますよね。
ワト 実際、言葉使いでは自分が劣ってしまう部分もあるんですけど、いちレスラーとしてそういう部分は勉強させてもらってます。
――リング上の闘いに関してはいかがですか?
ワト 動きがスマートというか、ムダがないですよね。べつに他の選手にムダがあるとかそういうわけではないんですけど、「立ち回りや動きにムダがないな」って感じますね。
――ムダがないという意味で、デスペラード選手は闘いにくい相手だと。
ワト 過去に何度も闘ってるんですけど闘うたびに動きが違いますし、闘いにくいというよりは「うまく間をずらされてるな」っていう感覚がありますけど、今回はそこにハマらず動きを読んでいきたいですね。
――2021年から今日までの活躍ぶりに関してはいかがですか?
ワト デスペラードも初めてIWGPジュニアヘビー級王者になって、去年一年、凄い試合をしてる姿を見てきたので、「自分もこれを越えなければならないな」っていう想いになりました。
※無料公開はここまで! 続きは有料サイトでご覧ください。
★加入するなら今! 新日本プロレス・スマートフォンサイトの詳細はコチラ!!
★月額=300円(税抜き)