永田裕志、克彦兄弟が母校を訪問!
7月23日、永田兄弟が、母校である千葉県立成東高校を訪れた。2人の所属していた同校のレスリング部は部員激減のため、この4月から廃部となってしまい、レスリング道場のあった旧体育館も取り壊しが決定している。
15年ぶりに母校に足を踏み入れた永田裕志選手は、汗を流したレスリングマットや得点ボードを眺め、格闘人生の出発点となった高校時代を思い出し、「G1 CLIMAX」優勝、そして9月9日東金大会成功を誓った。
■プロモーター戦争でも蝶野正洋には負けない
永田「蝶野選手も9月2日に千葉県幕張で興行を打つことが決まりましたが、プロモーター戦争でも負けるわけにはいきません。蝶野興行には大手証券会社がバックにつきますが、僕の後ろには庶民の味方の長崎屋がついています。蝶野選手は千葉では外様。千葉県活性化のために大いに戦争します。そして地元のレスリング熱を高めるためにも僕が必ず勝ちます!」
■地元の名前にちなんだ新技も考案中
永田「G1 CLIMAX(以下G1)に向け、地元の名前にちなんだ新技も考えています。『イーストゴールド』とか、『東金ドロップ』とか……。今はイメージだけだけど、近いうちに発表しますよ。G1は駆け引き。そういう意味でも5回も優勝している蝶野正洋は強敵だと思っています。特に中盤戦で当たるので要注意ですね。でも今の僕は調子もいいし、他の連中より1歩も2歩も前に立っていると自信を持って言えます。でも過信はダメ。プロモーター戦争でもG1でも絶対勝ちます!」
■レスリング部復活に向けて活動を継続
永田「僕が在籍していた頃に比べ、新しい施設も増え、充実した環境が整っているというのに、レスリング部が廃部になってしまうというのは残念でなりません。これからもレスリング部復活に関しては、いろいろな形で働きかけていくつもりです。この場所は僕の原点。今日こうして原点に戻れたのもレスリングの神様のお導きかもしれません。闘いの火蓋は切って落とされています」
■家族で東金大会をサポート
またこの日、9月9日の東金アリーナ大会開催のため、市役所、消防署、警察署等、地元の役所関係への挨拶まわりも行なった。東金市中央消防署では「催し物申請書」を受け取り、署員の方々とも記念撮影。東金市役所では、志賀直温市長にもあいさつ。
東金大会は父・昭男さんがチケットを担当、母・喜子さんは幅広い人脈を生かし営業活動、弟の克彦選手もレスリング教室等のイベント等で協力と、家族が全面的にバックアップする。
- 2007.7.23
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