「今月お金に困っているので確実に500万円を獲りたい」(稔)/SUPER Jr.前々日会見(2)
5月30日14:00、「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」開幕を2日後に控え、出場全選手が新日本プロレス本社大会議室に集結。
先にコメントを終えたAブロックの選手たちが大会議室を後にすると、続いてBブロックにエントリーされた7選手が登場。“過酷なサバイバルレース”へと臨む現在の心境を語った。
=内藤哲也選手のコメント=
「この歴史があって、ハイレベルなリーグ戦に自分がエントリーできた事を凄く光栄に思います。『1勝できるように頑張ります!』とか、そんな気持ちの人間はここにいる資格は無いと思うので、自分も出るからには全員倒して優勝できるように頑張りたいと思います」
=B×Bハルク選手のコメント=
「今回、対戦する相手は、ほとんどが初めて闘う選手。それとキャリアを積んでいる選手と当たれるという事で、自分にとってこれからのためになる試合ができるんじゃないかなと、今からワクワクしています。DRAGON GATEのプロレス、B×Bハルクというのを知らない方が多いかと思うので、思いっきり闘って自分の存在をアピールし、DRAGON GATEのリングに良い結果を持ち帰りたいと思います」
=田口隆祐選手のコメント=
「このメンバーを勝ち抜くのは難しいとは思うのですけど、過去最高のコンディション状態にありますので、勝ち抜いていける自信はあります。とりあえず、初戦の稔戦をしっかりと取って、(IWGP Jr.の)ベルトとサムライジムの看板を取り戻すべく、もう1度(稔に)挑戦したいので、優勝しか考えていません」
=外道選手のコメント=
「最初の後楽園で邪道さんとやるのを楽しみにしていたんだけど、怪我で出れなくなっちゃって。代わり(内藤)が白星配給係だから、モチベーションは落ちているんだけどね。まぁ、白星配給係に現実を分からせてやって、最終的には優勝を狙いたい」
=エル・サムライ選手のコメント=
「今回で16年連続の出場になる訳ですけど、ただ単に16年連続でこの大会に出ているんじゃないというのを見せたいと思います。もちろん優勝を狙っています」
=金本浩二選手のコメント=
「自分のブロックは内藤とハルクが初参加という事で、この2人にはSUPER Jr.はそう甘いもんじゃないよというのを見せ付けて。開幕でハルク(との公式戦)ですから、もってこいですよね。そう簡単には(SUPER Jr.の枠の)中に入らせない。その後の、稔、サムライ、外道、田口。これはいつも通りボコボコにしたら、結果は付いてくると思うので。最高の試合をしてKOしたいと思います」
=稔選手のコメント=
「前年度SUPER Jr.覇者として確実に優勝したいなと。コンディション的にもほぼ仕上がりは完璧なので、さっき道場で日焼けしたらちょっとした火傷みたいになってしまいましたけど(苦笑)、それ以外は完璧なので。今月お金に困っているので、確実に(優勝賞金の)500万円を獲りたいと思います」
そして、現IWGP Jr.王者にして“ディフェンディングチャンピオン”の稔選手はマークする相手に、「サムライジム全員(サムライ、田口)と、初出場のハルク・ホーガン(B×Bハルク)選手は注目ですね」と、3選手の名前を挙げた。
先シリーズ中に自らの手で真っ2つに割ったサムライジムの看板については、「せっかく2枚になったのに、まだ不満みたいなので。アレをもう半分半分に割って4つにして、1人1人(サムライジム3人と自分)に分ければ丸く収まるのかな。俺は揉め事が嫌いなんで」と、余裕の発言で1日も早い看板奪回を目論むサムライジム勢をバッサリ。
最後までプレッシャーを微塵も感じさせなかった“二冠王者”は、2004〜2005年のタイガーマスク選手以来、史上2人目となる同大会連覇へ向け、視界良好をアピールした。
※「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」各大会の詳細は、以下のリンクよりご確認ください