1月1日、プロレスリング・ノアの日本武道館大会が開催され、新日本プロレスではBULLET CLUBの一員として、IWGP USヘビー王者として活躍するKENTAが、約7年半ぶりに“KENTA”のリングネームで参戦した。
また、メインイベント終了後には、金剛の拳王が1.8横浜アリーナで対抗戦を行う新日本プロレスに向けて、マイクで猛烈批判を展開した。
写真提供/
週刊プロレス(KENTA選手関連試合)
プロレスリング・ノア(メインイベント終了後)
■『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』
2022年1月8日(土) 15:30開場17:00試合開始
神奈川・横浜アリーナ
★チケット情報/★対戦カード情報
※チケットは全席完売となりました。当日券の発売はございません。
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■KENTAを執拗に意識する稲村が再三の突貫攻撃! 最後は、go 2 sleepでKENTAが激勝!
この日のKENTAは、1.8横浜アリーナでもトリオを結成する“杉浦軍”の杉浦貴&桜庭和志とチームを結成。マサ北宮&稲葉大樹&稲村愛輝組と6人タッグで対戦した。
試合は、北宮組に続いて、桜庭、杉浦が入場。最後は、KENTAがいつもの入場テーマで堂々の入場をはたす。リングインしたKENTAは、ファンにアピールしながらTシャツを脱ぐと、その下には杉浦軍のTシャツを着用していたことが明らかに。杉浦、桜庭とガッチリ握手をかわした。
試合は、北宮とKENTAが先発……と思いきや、すぐに場外エスケープして“らしさ”を見せる。ここから、北宮とロックアップへ。北宮がパワーを誇示するが、KENTAはフロントハイキックで逆襲し、エルボーの打ち合いへ。
ロープに走ったKENTAを北宮がボディスラム、セントーンを狙うがこれはKENTAがヒザで回避してサッカーボールキック一閃。しかし、北宮も負けじとショルダータックルから、セントーンを炸裂させる。
ここから桜庭vs稲葉、桜庭vs稲村の攻防のあと、杉浦がリングに登場も、稲村はコーナーで控えるKENTAにいきなり襲い掛かるとKENTAも応戦。KENTAを意識する稲村は、杉浦と対峙した後にも、再度KENTAに突進して、場外で強烈な鉄柵攻撃を浴びせて、強烈なアピール。
北宮と杉浦、稲葉と杉浦が対峙した後、今度はKENTAがリングの流れを無視して稲村に向かって突撃! 場外でエルボー合戦を展開し、ソバットやミドルキックで襲い掛かる。抵抗する稲村に、KENTAはヒザ蹴り&キックで畳みかける。意地の稲村は再びエルボーで打ち合うも、KENTAが競り勝つ。北宮もKENTAにチョップを浴びせるが、ここはあっさりスルー。
再びリング上、KENTAが杉浦からタッチでリングインし、稲葉をフォール。ここへいきり立つ稲村がKENTAに襲い掛かろうとするも、KENTAは冷静に「下がれよ!」といなしていく。だが、おさまらない稲村は再び強引にKENTAを襲撃!
このあと稲葉からタッチを受けた北宮が、場外のKENTAにスライディングキック一閃すると、KENTAはイラ立ちを隠せない様子。杉浦と対峙した稲葉は、監獄固めを決めると、KENTAがカットに入るも北宮は身体を奮わせアピール。KENTAの前に、再び稲村が立ちはだかるが、これをKENTAは張り手で排除し、北宮にミドルキック連射。だが、北宮もラリアットで迎撃していく。
ここから北宮vs杉浦、北宮vs桜庭、稲葉vs桜庭が激しい攻防を見せた後、KENTAと稲村がまたも激突! KENTAがフロントハイキックを炸裂させれば、稲村はショルダータックルから、串刺しボディアタック、ボディスラムを叩きこむ。さらにボディプレスから、オクラハマスタンピード炸裂!
だが、KENTAも一瞬のスキから稲村をコーナーに押し込んで、丸め込みを狙っていく。これを返した稲村だったが、スイング式のスタンガン、さらにダイビングラリアットをお見舞いする。
ここで桜庭、杉浦がリングインも、稲村は桜庭をタックルで弾き飛ばして、杉浦とKENTAにダブルラリアットを浴びせる大暴れ。
試合終盤、KENTAは稲村にカウンターキックを発射すると、今度は杉浦がエルボー、桜庭がモンゴリアンチョップ、KENTAのミドルキックが稲村に襲い掛かる。勝機と見たか、ここでKENTAはGAME OVERで稲村を捕獲。杉浦、桜庭も相手チームを分断するも、稲村がなんとかエスケープすると場内からどよめきが発生。
しかし、KENTAは稲村に強烈なグリーンキラーから、串刺しフロントハイキックをお見舞いすると、得意の串刺し顔面低空ドロップキック! だが、狙いすましたダイビングフットスタンプは稲村が回避して、逆にフロントスープレックス! さらにぶちかましから、得意の“無双”を狙っていくが、これはKENTAがこらえる。
稲村は、KENTAにハンマーパンチからロープへ走るも、これはKENTAがパワースラムで逆襲。ここで改めて、ダイビングフットスタンプを爆発させて、最後はgo2 sleepを狙うKENTA。ここをなんとかこらえた稲村は、吠えながらエルボー連射して抵抗を見せたが、KENTAは掌底から、強烈なビンタで張り倒し、最後はシッカリとgo 2 sleepで稲村から3カウント奪取してみせた。
試合後、稲村を「もっと来いオラ」と挑発していくKENTA。杉浦とともにマイクを握ったKENTAは、稲村の激闘に関して「なんだ、あのデケーヤツ、なんだアイツ? ひょっとしてアイツがいる限り、ノアの未来は明るいんじゃねーの?」とコメント。
杉浦は、「この3人で今日も勝ったし、今度1月8日、この3人で新日本プロレスに殴り込みに行くから!」とKENTAに宣言すると、桜庭は「オーーッ!」とジャンボ鶴田ばりに呼応。
この状況に不安を隠せないKENTAだったが、「不安しかないけど……。でも、1月8日、やりますか、もう一丁」「今日、ひさしぶりにこのノアのリングに立てて、正直懐かしい気持ちもあり、アンタがいて、桜庭さんがいて。でも、いい夜でした。ありがとう!」とマイクして、改めて1.8横浜アリーナでは杉浦軍での出撃を明言した。
■拳王が新日本プロレスを真っ向批判!「テメーらが困っているから、俺たちの力を借りようとしてるんだろ!」
また、この日、中嶋勝彦がメインイベントのGHCヘビー級選手権で潮崎豪から勝利、王座を防衛した後、“金剛”の拳王がマイクを握って、1.8横浜アリーナに向けた新日本プロレスの姿勢をマイクで真っ向批判!
まず、鷹木信悟、オカダ・カズチカの今回の対抗戦に関する発言に対して、「新日本プロレス1.8横浜アリーナで、ノア対新日本プロレス対抗戦が行われる。新日本プロレスのチャンピオンが、新日本プロレスにメリットがない!? 『G1』覇者がオリンピック選手と中学生が対決するみたいだ!? テメーらが困っているから、俺たちの力を借りようとしてるんだろ!」とコメント。
さらに、内藤哲也のバックステージの発言を受けたかたちで「(L.I.Jが)日本で一番人気があるユニット、それは認めよう。そのトップがお客様としておもてなしする? ナメてんじゃねーぞ!」と語り、その上で「いつまで、何年も何十年も日本のトップにいるから、テメーらの考えがおかしくなってんじゃねーのか? オイ、いつまでもな、天狗になってんじゃねーぞ! いつまでもな、新日本プロレスが業界のトップ? そんな序列でテメーらは、日本のプロレスが観たいか?」と、1.8横浜アリーナへ向けて強烈なマイクアピ―ルを行った。
■『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』
2022年1月8日(土) 15:30開場17:00試合開始
神奈川・横浜アリーナ
★チケット情報/★対戦カード情報
※チケットは全席完売となりました。当日券の発売はございません。
【PPVは絶賛販売中!】1月8日(土) 横浜アリーナ大会は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で生配信!