12月27日(月)『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』2連戦の会見がおこなわれ、タイトルマッチの調印式、ならびにスペシャルマッチの会見が行われ、出場選手が大挙、会見に出席した。
■『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』
2022年1月4日(火) 15:00開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」「バルコニースタンド」は完売となりました
※「アリーナA」は残りわずかとなりました。
2022年1月5日(水) 15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は完売となりました。
■1月5日(水)東京ドーム大会の会見、調印式の模様
■第1試合 IWGPジュニアタッグ選手権 3WAYマッチ
※タイガーマスクのパーカーを着込んだファンタズモは、さらにタイガーマスクのマスクを被り、その上に帽子を被って石森と共に登場。来日中のロッキー・ロメロは隔離期間のために欠席。田口は単独でにこやかに着席。ロビー&タイガーはIWGPジュニアタッグのベルトを肩に登場する。
●(チャレンジャーチーム)石森太二選手のコメント
「IWGPジュニアタッグ3WAYだって言ってるのに、どうせみんな、気にしてるのはファンタズモのシューズのことばかりだろ、なあ?(笑)。そこばかり気ぃつけて、どうなんだろって感じだけど。まあ、いいや。現王者、フライングタイガーズは正直、脅威に感じねえ。なんで、ベルトを持ってるのかが、ホント不思議なくらいで。軽やかに飛んでる、このエル・ファンタズモのほうがよっぽどフライングタイガーだろ? なあ? オイ? (ファンタズモに対して)」ユー・アー・ニュー・フライングタイガー! ま、そういうことで。それから田口・ロッキー組。田口には個人的にシングルで二連敗中で。シリアスになった田口の怖さというのは、俺が一番よく知ってるから。そこは気をつけて。ドームの3WAYは、ジュニアタッグのベルトをあるべき場所へ戻す。そう、俺たちのところにだ」
●(チャレンジャーチーム)エル・ファンタズモ選手のコメント
「記者会見なんて一つも楽しくない! 楽しいのはこの俺の存在くらいかな。新しいタイガーマスクも似合ってるだろ? 俺たちこそが新しいフライングタイガー。ニュー・フライング・キューティスト・タイガーだ! 長いことかけて俺は人々に、この俺のスーパーキックがどれほどすばらしいものかを知らしめるために戦い続けてきた。
みんなもう、よくわかってると思うけど、このスーパーキックは新日本プロレス史上ならぬ、この日本のプロレス史上、最高のキックだ! サドンデスは最高の技になっている。ズームインして、この俺の足をしっかり撮ってほしい。今回の『WRESTLE KINGDOM』では、このサドンデス、一つ二つならず、3回4回と相手にお見舞いしてやる予定だ。そして最後の一発、特別な一発はタイガーマスクにぶつけてやる。そして、最後のサドンデスでタイガーマスクを引退に追い込んでやる! タイガーマスク、このマスクは俺のほうがよっぽど似合ってる!」
●(チャレンジャーチーム)田口隆祐選手のコメント
「いやあ、まあ、そうですね。記者会見って、僕は本当に楽しくて好きなんですけど。この緊張感が本当になんとも言えない感じで好きで、毎回楽しくやらせてもらってますけど。今回、今回じゃないですね、69代のジュニアシングルのチャンピオンを獲ったことでですね、69という数字にこだわってやらせていただいてるんでございますけども。
え~、そうですね。まあ、チャンピオンが68代ということで、次獲ると69代ということで、ここを何が何でもがんばらないといけないということで、これまでやってきましたんで、ここでですね、がんばって獲りたいなと思っておりますけれど。こんだけこだわってやってきましたんで、69代獲れなかったら、引退。引退も考えないといけないかなと、それくらいの意気込みで、この試合に臨んでおります。はい。今日はロッキーはいませんけれど、しっかりコミュニケーション取って、1月5日、いい結果を出せるようにがんばってみたいと思います。みなさん、応援よろしくお願いします、ありがとうございました」
●(チャンピオンチーム)タイガーマスク選手のコメント
「IWGPジュニアタッグチャンピオンのタイガーマスクです。しかし、この調印式、じつに神聖な調印式なのにも関わらず、相変わらずだらけた、ふざけた調印式なのが本当にイヤなんですけれども。まあ、それは置いといて、来年、新日本プロレスは50周年ということ、あとは寅年ということで、その新しい年、50周年に向けた年にこのベルトを持って東京ドームに上がれることを何よりも本当にうれしく、自分の中で力が湧いてくるというのがまず一つですね。
あと、この3WAYというのは僕はあまり馴染みがないんですけども、とにかくこのベルトを必ず守る。(石森&ファンタズモを見て)あの二人には必ず渡さない、絶対に渡さないと。まあ、ファンタズモの靴の中に何かが入ってるという部分では、僕とロビーの中では一つ確証してることがあるので。必ず勝って、彼のシューズを剥いでですね、彼がいつも試合後に放ってるキックを逆に僕が、リングの上で彼の顔面に放ちたいと思ってます。
あと、もう一つのチャレンジャーの田口&ロッキー組は、クセ者だと思ってますので、非常に気をつけたいなと思ってる。あと、僕とロビーのいいタッグチームのプレーを観てほしいなと思ってます。かなり、僕とロビーの中ではいいものができあがってると思ってますので、二人で防衛をして、どんどん未来に向かって二人のフライングタイガーズを全世界に広めていきたいなと思ってます。がんばります」
●(チャンピオンチーム)ロビー・イーグルス選手のコメント
「エル・ファンタズモがずいぶん、通訳してくれってことを言ってるけども、俺は通訳なんか必要ない。なぜならば、タイガーマスクと俺は同じことを考え、同じ行動を取って共通理解があるからだ。そして、この3WAYのタッグチャンピオンシップは、俺にとってもすごく大切な試合になってる。『BEST OF THE SUPER Jr.』、俺はイシモリにもタグチにも負けている。ここで自信持ってレッドカーペットを歩くには、東京ドームでしっかりとベルトを勝ちとる。そして防衛することが大切だ。そして、今年の初め、東京ドームでジュニアヘビー級の試合をしたとき、じつは俺はみなさんご存知のとおり、アンダードッグとしての試合だった。そこで勝った。
同じく、このベルトを獲ったときにも、みんな俺たちが勝つと予想していなかったはずだ。そこでしっかりと勝ち取った、この大切なベルト。3WAYっていうのは、東京ドームならではの試合だと思う。そして、ここで勝つことこそが、自分たちがタッグチャンピオンであるという、確固たる価値を築き上げるための大事な一戦になってくると信じている。
イシモリがタグチに対しての連敗を止めたい。ウン、よくわかる。でも、ここで一番俺が大切に思ってることは何かといえば、エル・ファンタズモのあのブーツの中身、アレをみんなに知らしめること。そして、あの詐欺師がタイガーマスクを被る価値もなければ、このベルトを巻く価値もないことをしっかりと、本人にも世界にも知らしめること。それが俺にとっての大事な一つの仕事になっている」
そして3チームは調印書に署名を入れ、写真撮影へ。ファンタズモはタイガーに握手を求めるも、タイガーに拒否される。
■第4試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権
※CHAOSは気合いの入った表情で登場。NEVER6人タッグチャンピオンチームのHOUSE OF TORTUREは、ベルトを手に不敵な表情を浮かべながら着席。
●(チャレンジャーチーム)後藤洋央紀選手のコメント
「(チャンピオンチームを見ながら)そのベルトは、オマエらが持っていていいベルトじゃない。反則しかできないような、弱虫ヤローが持っていていいベルトじゃないんだよ。取られたものは取り返します、それだけです!」
●(チャレンジャーチーム)YOSHI-HASHI選手のコメント
「前回のタイトルマッチでは、コイツらにクソみたいなかたちでベルトを持っていかれたので、次の1.5ドームではきっちり、俺たちがそのベルトを取り返して。そして前回、二桁防衛できなかったから、取り返して今度こそはNEVER6人、二桁防衛、いこうと思います!」
●(チャレンジャーチーム)YOH選手のコメント
「DIRECT DRIVE、YOHです。CHAOSの一員として、CHAOSにずっといる一員として、NEVER、その泥臭いベルト、先輩がたと迎えにいきたいと思います」
●(チャンピオンチーム)EVIL選手のコメント
「コイツらによ、勝つのはあたりまえだよ。CHAOSという方舟を沈没させてやるよ!」
●(チャンピオンチーム)高橋裕二郎選手のコメント
「オイ、YOSHI-HASHI! オマエ、たしかよ、このベルトを持ってるときに、永遠に防衛するとか、大勢の人の前でウソついたよな? そのことに関して、プロレスファンに謝りなさい。それと後藤! おそらくオマエが考えているであろう、YOSHI-HASHIとの合体技の名前。意味がわかんねんだよ! それに関してよ、プロレスファン、いや、プロレス界に謝りなさい! そしてYOH! オマエのせいで、SHOはこんなにも変わってしまった。それに関しては! 感謝してるよ(ニヤリ)」
●(チャンピオンチーム)SHO選手のコメント
「エッ、CHAOS? 誰が来ようが、メンバー入れ替えようが、もう前回同様、正々堂々戦って、真っ向勝負で圧倒的実力差で勝ちますよ。ハイ、余裕です、大丈夫です!」
■第5試合 スペシャルシングルマッチ
※オーカーンは、SANADAの登場を立ちながら、手を後ろで組みながら待つ。
●グレート-O-カーン選手のコメント
「まずは約1年前、東京ドームで我々連合帝国の同盟者は全員が負けた。それは認めよう。そして、この1年、オスプレイ、ヘナーレのケガの離脱、TJP、オージーオープンの同盟……。だが、コロナにより日本に来れない状況が続いている。この1年、帝国は辛酸を舐めに舐めまくった。だが、今度の東京ドーム、1.5にその負けた3人が揃ってシングルマッチをおこなう。何の因果か、何の運命か知らんが、余が率いる連合帝国は東京ドームで帝国の逆襲をおこなう。それだけの力を見せつけてきた。逆らう者は皆処刑だ!
処刑が行われる前に、余に従える者だけついて来い。そして、その処刑相手のコミ障陰キャ野郎だが、正直に言おう。最初は物言わぬ踏み台程度に考えていて、だがなかなかプロレスは茶目っ気のあることを来るじゃないか。余の新しい引き出し、新しい土俵で闘ってやるよ。SANADA風に宣言しとく。イケメンなプロレスを見せてやるよ。そして、余のアイアンクローで便座にこべりつくクソみたいに、惨めで哀れでさげすまされる不細工なツラに変えてやるよ、SANADA」
●SANADA選手のコメント
「まずは隣のオーカーン見てください。まったく流行りに流れさず、独自のスタイルを貫き通してるところ、リスペクトしてます。そんなリスペクトしてる彼のTwitterを先ほどフォローして拝見したんですけども、あらためて『男前だな』と思う記事がたくさんありました。リスペクトしてます。そんな男前にすっごい大変恐縮なんですけど、SANADAからギフトがあります。
(※好評発売中のSANADAのスタイルブック『GIFT』を持ち出し、オーカーンに渡す)これを読めば、よりいい男になると思います。あと一つ、ホントはオーカーンは敵に回したくない相手です。『敵に回したくないぐらい凄い選手になるな』と思ってます。なんで凄い選手になると思いますか? 1月5日の対戦相手が俺だからです」
※SANADAのスタイルブックをしばし観ていたオーカーンだったが、睨み合うとおもむろに丸め込んで、バラバラに破いてしまう。驚くSANADA、オーカーンは「拾え!」と不敵に言い放つ。SANADAは破れた本を残念そうにかき集めて、記念撮影に応じた。
■第6試合 スペシャルシングルマッチ
●ジェフ・コブ選手のコメント
「さて、1年前から今日という日を迎え、一緒にこの記者会見に臨むメンバーが変わった。今日となりにいるのはナイトー・テツヤ。ナイトーさん、一言言っていこう。俺はアナタのことを嫌いではない。そして、なんからアナタがよく使ってるキャッチフレーズはすごく気に入っている。両国以降、俺に向かって何度も『トランキーロ』と声をかけてきた。このキャッチフレーズ、俺の母国であるハワイの人たちが作った言葉って知ってたか?
だからこそ、俺もこの言葉が好きだ。しかし、一番好きなキャッチフレーズはデスティーノ。これってデスティニー、運命っていう意味だったよな?まあ、手短にしたいからこの言葉の説明はいいが、1月5日、俺は自分のデスティーノ、運命をしっかりと全うするためにリングにあがる。自分の運命、それは東京ドームでナイトー・テツヤ、おまえを倒すことだ」
●内藤哲也選手のコメント
「まず、ジェフ・コブ選手には感謝してますよ。東京ドーム大会に向けて何もテーマのなかった内藤の名前を両国大会で出してくれたこと、そして東京ドーム大会で俺に負けるためにわざわざクリスマスも、そして年末年始も日本に残ってくれたこと、ジェフ・コブには感謝しかない。この感謝の気持ちを持って、1月5日東京ドーム大会でジェフ・コブを倒したいと思います。あと、2021年は結果も話題もほとんど何も作ることのできない1年でした。
この状態が来年も続くようだと、『内藤哲也っていてもいなくても変わらない状態じゃん』って思われてしまうんでね、そう思われるのは非常に悔しいし。だから、来年は今以上に危機感を持ってリングに立ちたいと思います。そんな2022年の目標は……2023年1月4日東京ドーム大会のメインイベントに戻ること。そのために何が必要か、ジェフ・コブには踏み台になってもらいますよ。ジェフさん、俺の踏み台になれて嬉しいでしょ? あとでグラシアスって言ってくれよ」
※記念撮影では、イスを持ち出した内藤は、拳を掲げるポーズをしてみせるが、コブも内藤のポーズをまねるように拳を掲げるが、指はハワイのハンドサイン「シャカ」のポーズ。
内藤はさらに、ロス・インゴのメンバーにするように、立って拳を突き上げるが、コブはこれにもシャカのポーズで応えてみせた。
■第7試合 IWGP USヘビー級選手権
※スーツ姿で挑戦者の棚橋弘至、続いてパーカーにサングラス姿のKENTAがIWGP USヘビーのベルトを肩に登場。
●(チャレンジャー)棚橋弘至選手のコメント
「あらためまして、新日本プロレス100年に一人の逸材、棚橋弘至です。今回、USヘビーに挑戦します。条件つきではありましたが、挑戦を受けてくれたKENTA選手に感謝します。今回のルール、ノーDQマッチ。反則がなんでも許されるということなんですけども、反則をしないで正攻法で勝つか、反則に振り切ってでも意地でも戦い抜くかっていうね、戦う前に選択肢があると思うんですけど。一生分の反則をします、ハイ。これがプランAです。
で、プランBは長くなるので、簡単にいうとしっかりベルトを取り戻して、コロナの状況がよくなった。そして世界中をベルトを持って戦って、活躍を見せるっていうのがプランBに続いていきますので。1月5日、全力で勝ちにいきます! 以上です」
●(チャンピオンチーム)KENTA選手のコメント
「いや、長い! もう、いま何時?(腕時計を見ながら)。メチャクチャ待たされました。それでもう、飽きてるでしょ? 観てる人、いるのかな、コレ? ちょっと飽きてるでしょ、ここの人も。ここ入ってきたとき、ちょっともう飽きてる空気あったし。そう思います?(と菅林直樹会長に話しかけるが、会長は首を振る)。
いや、あの……(ここから、いきなり英語で話す)、みなさん、こんにちは。IWGP USチャンピオンのKENTAです。このベルトを腰に巻くのに誰よりもふさわしい男、それが自分だと思ってます。パンデミックが終わったあと、アメリカだけではなく世界中をこのベルトと共に周りたいと思ってます。だからこそ、このIWGP USのチャンピオンシップに勝ち、このベルトを防衛し、そしてこのベルトを維持し続けること。それが自分のミッションだと思ってます(以上、日本語訳)。
(日本語で)それプラス、ドームでは……(急に通訳のほうを見て)、あ、もう、最初から日本語で話せよと思いました? (気を取り直して)あの、ドームは本当にこれ、完全にこれ、あの、あの、ノーDQだけど、イロモノ的なそんな感じでもないし、本当に危険な試合になると思うし。棚橋ファンには本当に酷な時間になると思うし。まあ、BULLETファンには最高のハッピーな時間になると思う。俺は自分でもエキサイトしてるし、楽しみにしてほしいなと思ってます」
そして、まずは棚橋が調印書に署名。その次にペンを取ったKENTAは、棚橋のほうを向いて「汚い字! 汚い字! 字は出るよ、そういうの」と挑発。そしてペンを走らせる。続いて菅林会長がサインをする合間に、KENTAは棚橋に対し「オマエ、あと最初、コッチ座っただろ? コッチはチャンピオンだからな。挑戦者はソッチだから。ちゃんと説明聞いとけよ、係の人に。わかった? 返事は?」と、上から目線で言い聞かせる。最後に写真撮影を行ない、棚橋、KENTAの順で退場。
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■『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』
2022年1月4日(火) 15:00開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」「バルコニースタンド」は完売となりました
※「アリーナA」は残りわずかとなりました。
2022年1月5日(水) 15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は完売となりました。
■『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』
2022年1月8日(土) 15:00開場 17:00試合開始
神奈川・横浜アリーナ
★対戦カードはコチラ
※チケットは全席完売となりました。当日券の発売はございません。