真壁刀義が中邑真輔に4/8後楽園での“完全決着戦”を要求!
4月5日 14:00、新日本プロレス本社大会議室にてG・B・Hの真壁刀義選手が記者会見を開き、4月8日後楽園ホール大会で一騎打ちを行なう中邑真輔選手に対する不満をあらわにした。
真壁選手は「NEW JAPAN CUP 2007」(以下NJC)で、準優勝という好成績をマーク。決勝戦では、持ち前のラフファイトを全開にして、対戦相手の永田裕志選手をあと一歩まで追い詰めた。一方の中邑選手は、シリーズ中に頚椎及び左足関節靭帯を負傷。その後のリーグ戦を棄権するという結果に終わっている。
そう考えてみれば、「あれだけデカい口を叩いておいてNJCを棄権したアイツ(中邑)は一番下。そんなヤツが俺と対等にやろうというのがおかしい」という真壁選手の言葉にも説得力が増す。
「NJCを棄権して、現在、音沙汰なし。そんな腰抜けに用はない」と、さらに中邑選手をこき下ろした真壁選手は、今回を完全決着戦とする構え。「どんなルールでもいい」と豪語しているだけに、今後の流れいかんによっては、デスマッチルールが採用される可能性もある。
しかし、勢いに乗る真壁選手の視線は、すでに中邑戦を飛び越え、IWGPヘビー級王座に向いていた。同王座は、4月13日大阪府立体育会館で、王者・棚橋弘至vs挑戦者・永田裕志という防衛戦が行なわれるが、真壁選手はその勝敗の行方すらも意に介さない。「どっちでもいい。勝った方とやってやる。もし、新日本が俺に挑戦させなければ、俺が怖いということ」と大胆に言い切った。
中邑選手のことなどまったく眼中にない真壁選手は、「新日本に言っておくぞ。俺がいるんだからメインは当然。だけど中邑は来ねぇだろ。(別の)対戦相手を探しておけ。これが現実だ!」と言い残し、一方的に会見を終了してしまった。
まさに言いたい放題の“真壁発言”に対し、中邑選手がどんな回答を示すのか? その動向が注目される。