12月16日、東京・駒沢体育館にて行われた「2021年天皇杯全日本レスリング選手権」に、新日本プロレス職員でレスリングチーム「TEAM
NEW JAPAN」の石黒峻士(いしぐろ・たかし)選手が出場、初戦と決勝戦を10-0(テクニカルフォール)のパーフェクトで勝ち抜き、見事優勝を飾りました!
今大会でも、チームの監督として普段の練習から見守ってきた永田裕志選手は「フィジカル面は弟(克彦さん)に任せて、自分は日体大のほうにお願いして、グレコローマンの差し合い、崩しを徹底的にやってきました。去年と違って一つ一つの技が正確にできるようになった。コロナ禍でも対策をしっかりやって、本人も凄く努力してくれました。石黒峻士は十分な可能性を秘めていると思いますので、次のオリンピック出場も夢ではないですね!」と大絶賛!
また石黒峻士選手のフィジカル面を見てくださった永田克彦さんも「今大会では、フィジカル面だけでなく、レスリング面のパフォーマンスも凄く上がってて技の鋭さもあって良かったと思いました。アジア選手権で3位に入賞したこともあって、世界に手が届く、通用することを実感していると思いますので、今後も目標を高く持って自分もサポートしていきたい」と力強く語っていました。
そして本人も「日本の重量級は世界で勝てないと言われているけど、僕と弟の隼士(86kg級)はそう思っていないです。世界でも通用する部分はあると思っているので、その部分をしっかり強めていって、日本人でも海外の選手に勝てるとことを証明したいです」と世界を見据えてコメントしました!
今後は2024年パリ五輪を目標にしてさらなる研鑽を続ける石黒峻士選手!
世界で活躍する姿にご期待ください!
◆「2021年天皇杯全日本レスリング選手権」試合結果
フリースタイル【97kg級】=7選手エントリー
▼決勝
石黒峻士(新日本プロレス職)○[Tフォール、2:39=10-0]●吉田ケイワン(日大)
※石黒は初優勝(92kg級と合わせて2度目の優勝)
▼準決勝
石黒峻士(新日本プロレス職)○[Tフォール、1:21=10-0]●品田陽平(法大)