2022年1月5日(水) 17時~『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』“2日目”の追加カードが決定した。
メインイベントは、前日に行われる鷹木信悟vsオカダ・カズチカのIWGP世界ヘビー級選手権の勝者に、ウィル・オスプレイが挑戦。セミファイナルは、KENTAvs棚橋弘至のIWGP USヘビー級王座戦(ノーDQマッチ)。内藤哲也vsジェフ・コブ、SANADAvsグレート-O-カーンのスペシャルシングル戦が実現。さらに、スターダムはダークマッチではなく初の本戦登場が決定した。
■『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』
2022年1月5日(水) 15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は完売となりました。
■メインで、ウィル・オスプレイがIWGP世界ヘビー級王座に挑戦!
1.5東京ドームのメインイベントは、前日に行われるIWGP世界ヘビー級選手権試合・鷹木信悟vsオカダ・カズチカの勝者に、“元IWGP世界ヘビー級王者”ウィル・オスプレイが挑戦するタイトルマッチに正式決定。
現地時間・11月13日、サンノゼ大会でIWGP世界ヘビー級王座“次期挑戦者”オカダの前に、現在レプリカと思われるIWGP世界ヘビー級ベルトを持ち歩いているオスプレイが登場。
「オマエが1.4で“フェイク”で“暫定”王者のタカギに挑戦すればいい。そして勝ったほうが翌日の1.5でオレと戦う! 真のIWGP世界ヘビー級王者はただ一人、このウィル・オスプレイだ!」と傍若無人に要求。
だが、オカダは意外にも「オーケイ。東京ドームでオレがカネの雨を降らせてやるよ!」とこの申し出を受諾。“現・IWGP世界ヘビー王者”鷹木信悟も、同日夜の後楽園大会前に緊急会見を開き、「1.4! オカダ・カズチカ。そして1.5! ウィル・オスプレイ。まとめて俺が叩き潰してやるよ。この混乱を招いている“ベルト問題”、キレイに片づけられるのは、オカダでもオスプレイでもない。俺しかいねぇんだ」と1.5でのタイトル戦も了承した。
現在、新日本マットは、鷹木の持つIWGP世界ヘビー級王座を中心に、オカダの持つ4代目IWGP世界ヘビー級王座、オスプレイの持つレプリカと思われるIWGP世界ヘビー級王座が“乱立”している状態。
3つのベルトと3選手の想いが複雑に交錯する『WRESTLE KINGDOM 16』東京ドーム2連戦。その2日目のメインイベントで1本の世界王座と2本のベルトの行方を、いったい誰がどう決着させるのか? 必見のメインイベントにご期待ください。
■セミファイナルは、KENTAvs棚橋弘至がIWGP USヘビー級選手権、ノーDQマッチで激突!
この日のセミファイナルは、(王者)KENTAvs(挑戦者)棚橋弘至がIWGP USヘビー級選手権、ノーDQマッチで激突!
12.12広島大会の試合後、11.6大阪でKENTAに奪われたUSヘビー級王座への挑戦を表明。「『挑戦させてくれ』、『ハイ、いいよ』って言ってこないのは分かってる。だから、条件をオレのほうから言うよ。KENTAが言う条件を何でも一つ、オレは受け入れます」と交換条件を提示して、挑戦を迫った。
これを受けてKENTAはTwitter上では曖昧な態度を取り続けていたが、12.15両国、棚橋の試合後、場内ビジョンにKENTAが登場し、「前回、お前とやったときに、机が突き刺さってできた背中の傷が、いまだに治らねぇんだよ。お前にも同じ思い、してもらわないとな。どうだ? 反則裁定なし、なんでもありのノーDQマッチだったらやってやるよ」とメッセージ。
この条件をリングで大きくうなずきながら聞いた棚橋は、「トコトン、トコトン、ひとつのことをやってみようと思います。なので、まだ中途半端に終わったUSヘビー、もう1回挑戦します!」とマイク。USヘビー級王座懸けた「反則裁定、リングアウト裁定なし」の “ノーDQマッチ”が東京ドームで実現する。
この両雄、今年の7.24愛知大会でもスペシャルシングル戦で激突。試合中、反則攻撃で棚橋を蹂躙するKENTAに対し、解説席の柴田勝頼のサポートもあって、最後は棚橋がハイフライフロー2連発で激勝。翌日の7.25東京ドーム大会では、欠場となった飯伏幸太の代打を務め、鷹木のIWGP世界ヘビー級王座に急遽挑戦した。
前述の通り、11.6大阪のUSヘビー級選手権では、棚橋が場外の机に向けてハイフライフローを爆発させるなど白熱の一戦となったが、最後はKENTAが、go 2 sleepで3カウント奪取、悲願だったUSヘビー級王座の獲得に成功した。
USヘビー級王者としてアメリカマット再登場を目論む棚橋が王座奪還か? それともKENTAが初防衛戦で逸材を返り討ちにするのか? 予測不可能なノーDQ戦の行方は?
■第5試合、スペシャルシングルマッチで内藤哲也vsジェフ・コブが激突!
第5試合、スペシャルシングルマッチで内藤哲也vsジェフ・コブが実現! 今年の『G1 CLIMAX 31』Aブロックでオカダとともに全勝街道を突っ走った“スープレックスモンスター”コブが、1.5東京ドームの舞台で内藤とシングル激突!
12.15両国大会で、内藤&SANADAvsコブ&オーカーンのタッグ戦が行われたが、試合終盤コブにトルネードDDTを狙った内藤をコブは空中で食い止め、そのままパワーボムの体勢で持ち上げるも、内藤はウラカン・ラナで切り返して電光石火の3カウント奪取。
これに怒り心頭のコブは、バックステージの内藤の前に登場し、なんとスペイン語で「MANO A MANO! (1対1)¿COMPRENDE? (分かったか?)」と東京ドームでのシングル戦を要求。
これを受けた内藤は「彼がやりたいのであれば、俺は受けて立つよ」と要求を受諾。「俺、マイケル・エルガンっていう選手との試合、すげぇ好きだったんだよ。好きだったし、得意にしてたんでね。彼はどっちかって言うと、マイケル・エルガンみたいなタイプの選手でしょ? てーこーとーはー、俺の得意分野だな。」とパワーファイターとの対戦への自信をのぞかせた。
過去一度『G1』公式戦で対戦している両者だが、コブがUNITED EMPIRE入りして大きく変貌を遂げる前の試合(内藤が勝利)であり、参考値にならない公算が高い。
『WORLD TAG』優勝決定戦進出を逃し、シングル戦線での浮上を画策する内藤にとって、コブを絶好の踏み台とすることはできるのか? それとも“怪物”と化したコブが、内藤からも勝利を奪うのか?
■第4試合、スペシャルシングルマッチでSANADAvsグレート-O-カーンが実現!
前述のように、12.15両国大会で、内藤&SANADAvsコブ&オーカーンのタッグ戦が実現し、試合終盤、オーカーンはエリミネーターでSANADAを排除する猛攻を見せた。
試合後、SANADAは「オーカーンの、考え方やスタイルは認めてるよ。ただ、ひとつだけ。イケメンじゃないヤツに負けた自分が許せない。アイツとは、やらせてくれ」と珍しくコメントで対戦表明。
一方のオーカーンも「何あれ? あのSANADAとかいう野郎。ロス・インゴの5番手のくせして、余の麗しい弁髪を掴んだり、足蹴にしたり、モンゴリアンチョップも真似しやがったな、あの野郎。まあ、ちょうどいいオモチャを見つけたと思えばいいや。長く保つかな? 例えば、東京ドームまでな」と不気味な発言を残し、対戦が濃厚となっていた。
この両者は、11.30後楽園、『WORLD TAG』公式戦でも対戦。SANADAはオーカーンにオコーナーブリッジを仕掛けるも、オーカーンはアイアンクローで回避すると、一気にエリミネーターを炸裂して正攻法で3カウントを奪取している。
今回が、初シングル戦となる両雄。常にスタイリッシュでクールなスタイル、テクニカルな試合を得意とするSANADAに対し、パワフルでエネルギッシュ、2021年東京スポーツ制定プロレス大賞の技能賞も受賞など、どんな相手にも対応可能な実力を兼ね備えているオーカーンはまさに好対照。
その一方で、グラウンドやレスリングを得意とする共通項もあるだけに、歯車が噛み合った好試合になる可能性も十分。はたして勝利を掴むのは、いつ何時も寡黙な男・SANADAか? 日々SNSを使って全方位発信を続けるオーカーンか?
■第4試合は、NEVER6人タッグ王座戦! EVIL&裕二郎&SHOに、後藤&YOSHI-HASHI&YOHが奪回戦に挑む!
第4試合は、NEVER無差別級6人タッグ選手権! (王者組)EVIL&高橋裕二郎&SHO組に、(挑戦者組)後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOHが挑戦!
今年は、NEVER無差別級6人タッグの連続防衛“V9”という偉業を成し遂げた後藤&石井&YOSHI-HASHIだったが、11.6大阪でEVIL&裕二郎&SHOの無法戦法で王座から陥落。この時、リング上でCHAOS軍の救出に登場したのが長らく姿を消していたYOHだった。今回、CHAOS軍は、石井ではなくYOHを含めた新トリオで奪回戦に挑む。
前日の1.4東京ドームでは、SHOとYOHがスペシャルシングルで対戦。石井とEVILがNEVER無差別級王座戦で対戦、この結果も含めて影響してきそうだ。
12.15両国では、『WORLD TAG』優勝決定戦で、後藤&YOSHI-HASHIがEVIL&裕二郎を撃破して優勝。同日の両国の『SUPERJr.』優勝決定戦では、ヒロムvsYOHの試合をSHOが介入&破壊したところに、後藤&YOSHI-HASHIが駆けつけるなど、無法軍団・HOUSE OF TORTUREとCHAOSの遺恨は加速する一方。
この1.5東京ドームのNEVER6人タッグ戦が一つの抗争決着戦となるのか? 王座戦の行方とともに、両軍の動向にも要注目だ。
■第3試合、新年度の争奪戦の行方は? 「KOPW 2022」決定戦4WAYマッチが実現!
前日の第0試合で行われる「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボー(参戦選手数未定)、そこで最後まで勝ち抜いた4選手が「KOPW 2022」決定戦4WAYマッチに出場!「KOPW 2022」保持者を巡って激闘が展開される。
試合ルールは「4選手同時に試合を行い、いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする」。はたして“絶対王者”と化している矢野は、新年度も生き残れるのか? 2022年の「KOPW」を牽引するのは、いったいどの男だ?
■第2試合、スターダムが、ついに東京ドーム大会の“本戦”に初登場!
人気女子プロレス団体・スターダムが、ついに新日本プロレス、東京ドーム大会の第2試合に初登場。スターダムは2011年の旗揚げ以降、愛川ゆず季や紫雷イオや宝城カイリなど、魅力的な選手を数多く輩出。これまで数々のビッグマッチを成功させ、女子プロ界で確固たる地位を築いてきた。
19年に10月にブシロードグループ入りをはたすと、20年の新日本の1.4東京ドームで第1試合前に初の“提供試合”を実施。その後、21年の1.5と7.25の東京ドームでも提供試合を行ない、新日本ファンからも大きな注目を高めてきた。今回、満を持して本戦で組まれたのは、団体を牽引してきた人気選手たちが集結した垂涎のタッグマッチ。
岩谷麻優(STARS)&スターライト・キッド(大江戸隊) vs中野たむ(COSMIC ANGELS)&上谷沙弥(Queen’s Quest)の4選手が、どんな試合を見せるのか? 必見のスターダム提供試合にご期待ください。
■オープニングマッチは、IWGPジュニアタッグ3WAYマッチ! ロビー&タイガーvs田口&ロッキーvs石森&ファンタズモ!
1.5東京ドームのオープニングマッチは、IWGPジュニアタッグ3WAYマッチ! ロビー・イーグルス&タイガーマスクvs田口隆祐&ロッキー・ロメロvs石森太二&エル・ファンタズモが実現。
12.15両国では、タイガー&大岩陵平と対戦、大岩をサドンデスで秒殺した石森&ファンタズモ。試合後も石森&ファンタズモが暴れる中、タイガーと共にIWGPジュニアタッグを保持するロビー・イーグルスが救出に登場。
そこに田口も現れて加勢と思いきや、なんとタイガー&イーグルスにもヒップアタックを炸裂。“第69代”の称号を狙い、IWGPジュニアタッグ挑戦をアピール。しかもバックステージでは、マスター・ワトではなく、ロッキー・ロメロとの“メガコーチズ”でのチャレンジを表明した監督。
一気に風雲急を告げる展開となったIWGPジュニアタッグ戦線。ロビー&タイガーとしても初防衛戦でヤル気充満、元ジュニアタッグ王者組の石森&ファンタズモも王座奪還を虎視眈々と狙う。
だが、注目はやはり第69代王座に異様なまでの執念を燃やし続ける田口監督の存在だろう。第69代IWGPジュニアヘビー級王座獲得時には、「シックスナイン」旋風を巻き起こし、現在の誰もマネが出来ない独自路線を確立しただけに、今回の第69代王座獲得に尋常ではない意欲を感じさせる田口監督。
実力者・ロッキーとのメガコーチズ再結成で監督が悲願の王座獲得をはたすのか? それともロビー&タイガーが王座を死守するか? または石森&ファンタズモが「強くて・カワイイ」タッグ王者に再君臨するのか?
■1.5東京ドームでもダークマッチを予定!
この他、1.5東京ドームでも16時開始予定のダークマッチを予定! いよいよ全貌が明らかになった東京ドーム2連戦、クライマックスとなる大会2日目もシッカリその目で見届けよう!
■『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』
2022年1月4日(火) 15:00開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」「バルコニースタンド」は完売となりました
2022年1月5日(水) 15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は完売となりました。