いよいよ最終決戦へ! 『WORLD TAG LEAGUE 2021』最終公式戦となる、12月12日(日)広島・広島グリーンアリーナ大会の試合順が、現在の得点状況を踏まえて決定した。
今大会の全公式戦終了時点で、“1位チーム”と“2位チーム”が12月15日(水)両国国技館大会にて優勝決定戦を行う。
■『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』
12月12日(日) 15:30開場 17:00試合開始
広島・広島グリーンアリーナ
「WORLD TAG LEAGUE 2021」公式リーグ戦
★チケット情報/★対戦カード情報
※現在の首位は、タイチ&ザック・セイバーJr.、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI、内藤哲也&SANADAの3チームが「8勝2敗=16点」で首位タイの状況。
続いて、EVIL&高橋裕二郎、グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレが「7勝3敗=14点」で2位グループに付けている。
※大会規定
・得点が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。
・なお同点チームが複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝戦進出決定戦
(ルールは状況に応じて決定する)を行う。
■メインで、“首位チーム”が直接対決! タイチ&ザックvs後藤&YOSHI-HASHI!
メインイベントは、首位チーム同士が直接対決! 現在「8勝2敗=16点」であり、この試合に勝利した方が優勝決定戦への進出が濃厚なタイチ&ザック・セイバーJr.、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが激突する。
現IWGPタッグ王者であり、昨年から新日本のタッグ戦線を牽引してきたタイチ&ザックだが、『WORLD TAG LEAGUE』優勝はまだ手にしていない栄冠であり、この試合も優勝決定戦進出を前提に挑んで来ることは確実。
一方、後藤&YOSHI-HASHIにとっても、今年は石井智宏とのトリオでNEVER無差別級6人タッグ王座の防衛“V9”に成功、王座の価値を高め、実力を証明してきた1年。その総決算として、是が非でも『WORLD TAG LEAGUE』優勝決定戦進出を成し遂げたいところ。
この両チーム、今年の9.6埼玉・メットライフドームでは3WAY戦(もう1チームは、内藤哲也&SANADA)でタイトル戦を闘っており、この時は、タイチがブラックメフィストでYOSHI-HASHIを下している。
12.9愛媛の試合後のタイチは「ま、トーナメントはなんのサプライズもないね。サプライズは起きない。俺らがチャンピオンのまま(優勝決定戦へ)いってやる」と余裕の構えを崩さず。
同日のメインで快勝したYOSHI-HASHIは、「次、チャンピオンチーム! オマエたちにはな、オレたちは何回も負けてるけど、次こそはな、必ず勝ちをもぎ取ってやる。次の広島、ザック! タイチ! オマエたち二人がリング上で眠る時は…一瞬だ!」とマイクで勝利宣言。
必殺の合体技を「消灯」に変名して以降、勢いに乗る後藤&YOSHI-HASHIがタッグ王者組を今度こそ撃破するか? それともタイチ&ザックが『WORLD TAG』の“頂点”へ向けて、堂々の優勝決定戦進出を果たすのか?
■セミファイナルは、内藤哲也&SANADA vs EVIL&高橋裕二郎!
セミファイナルは、内藤哲也&SANADA vs EVIL&高橋裕二郎! 現在、「8勝2敗=16点」の首位タイで、優勝決定戦進出の可能性を残す内藤&SANADAに対して、「7勝3敗=14点」のEVIL&裕二郎はこの試合に「勝つ」ことが大前提となってくる。
12.9姫路大会の後、内藤は、「広島大会、俺のホームである広島大会の対戦相手は、自称・全勝中のEVILと裕二郎。俺を裏切った2人と、あとマネジャーさんもいるのかな? 要するに3人で来るんでしょ。じゃあもう最初から3人で入場して、3人でリングにいればいいんじゃない」とハンディキャップ戦も辞さない覚悟のコメント。
この発言に対し、EVILは珍しくSNS上で反応、「自称・お前のホーム”の広島で大恥かかせてやるよ」と不気味なツイートを発信している。
かつてともに「内藤を裏切った」EVIL&裕二郎にとっては、恨み骨髄の存在であり、この試合でL・I・Jタッグの足を引っ張るだけではなく、星取り的に優勝決定戦進出も同時に狙ってくることは確実。
2016年以降、『WORLD TAG』に待望のエントリーとなった内藤としては、今年はSANADAとのコンビでIWGPタッグ王座も獲得。『G1 CLIMAX 31』は初戦で負傷欠場となってしまっただけに、タッグリーグ初優勝を飾ってキッチリと一年を締めくくりたいところ。
はたして最終公式戦を制するのは、反則&介入、なんでもアリの無法集団、HOUSE OF TORTUREか? それとも内藤&SANADAが両国国技館ファイナルの舞台に歩を進めるのか?
■第5試合は、オーカーン&ヘナーレが、G.o.Dと激突!
第5試合は、「7勝3敗=14点」のグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレと、「6勝4敗=12点」のタマ・トンガ&タンガ・ロアが激突する。
2位グループに付けてはいるものの、首位タイの内藤&SANADA、タイチ&ザックにいずれも直接対決で勝利しているオーカーン&ヘナーレは、優勝決定戦進出の可能性をまだ残している状態。
オーカーンも12.9愛媛の試合後、「15日のメインイベントの道は閉ざされておらん。おもしろいじゃないか。帝国はいつも逆襲なんだよ」とコメントを残している。
一方、“昨年覇者チーム”のタマ&タンガは、現時点で優勝決定戦進出の可能性は消滅。それだけにこの最終公式戦で見事に勝利して、有終の美を飾りたいところ。
両チームともにバツグンの信頼関係とコンビネーションを誇るだけに、いずれにしても好勝負となることは確実。
はたして、世界屈指の実力派タッグ・タマ&タンガが広島で帝国の侵攻をストップさせるのか? それともオーカーン&ヘナーレがG.o.Dを撃破して、その実力を満天下に示すのか?
■第4試合は、“ヒロシとトオル”が、ファレ&オーエンズと激突!
第4試合は、“ヒロシとトオル”棚橋弘至&矢野通が、バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズと激突! ともに「6勝4敗=12点」で優勝決定戦進出の可能性は閉ざされているが、どちらも今シリーズで大いに存在感を発揮した両チーム。
「ビーバップ・ハイスクール」調の学ラン、ツッパリスタイルでリーグ戦を闘い抜き、バックステージコメントでも独自の世界観を貫いた“ヒロシとトオル”。
一方、ひさびさの来日となった“怪獣”ファレと『G1』でその実力を発揮したオーエンズの凸凹コンビもリーグ戦で実力を発揮、快進撃を見せた。
その『G1』でオーエンズは、棚橋からピンフォール勝利をゲットしており、「広島でも再びタナハシから3カウントを獲る」と不敵なコメント。また、矢野とファレも『KOPW』争奪戦での因縁があるだけに、公式戦の範疇を越えた刺激的な一戦となりそうだ。
■第3試合は、真壁&本間と永田&タイガーが対峙!
第3試合は、真壁刀義&本間朋晃と永田裕志&タイガーマスクが最終公式戦で激突する。
ともに「1勝9敗=2点」と、星取りの上では非常に厳しい結果が続いている両チーム。それだけに、どちらも「あと1勝」をゲットしてタッグリーグをシッカリと締めくくりたいところ。
かつて、『WORLD TAG』2連覇を誇るG.B.Hが最後にタッグの意地を見せるのか? それとも永田のリクエストで実現したタイガーとの無差別級コンビが勝利を奪うのか? いつもは共闘することも多い、本隊の2チームが激しくシノギを削る!
■第2試合は、天山&小島が、鈴木&TAKAと対戦!
第2試合は、天山広吉&小島聡が、鈴木みのる&TAKAみちのくと対戦! 今シリーズ「2勝8敗=4点」とこちらも苦闘が続くテンコジが、「0勝10敗=0点」と、いまだ勝ち星がない鈴木軍タッグと対峙。
レジェンドタッグとして名を馳せる天山&小島としては、最終公式戦でガッチリと勝利を上げて、「終わり良ければすべて良し」としたいだろう。
一方の鈴木軍タッグとしては、なんとしてもリーグ戦全敗は避けたいところ。たがいのプライドと、最後の“一勝”を賭けて、熾烈なタッグ戦が展開しそうだ。
■オープニングマッチは、大岩陵平vs藤田晃生のヤングライオン対決!
シリーズ最終公式戦のオープニングマッチを飾るのは、大岩陵平vs藤田晃生のヤングライオン対決! 今シリーズも中島佑斗を加えた若手三羽鳥による激烈なトライアングル戦線が展開した。
山梨大会で鷹木信悟との対戦が実現した大岩に対し、猛烈な嫉妬心を燃やす若武者・藤田。はたして広島のリング上で、今度こそ勝敗は決するのか?
■『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』
12月11日(土) 16:00開場 17:00試合開始
兵庫・アクリエひめじ
「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式リーグ戦
★チケット情報/★対戦カード情報
※全席完売となりました。当日券の発売はございません。
12月12日(日) 15:30開場 17:00試合開始
広島・広島グリーンアリーナ
「WORLD TAG LEAGUE 2021」公式リーグ戦
★チケット情報/★対戦カード情報
12月15日(水) 17:00開場 18:30試合開始
東京・両国国技館 <両リーグ優勝決定戦>
※「砂かぶり」は完売となりました。
★チケット情報/★対戦カード情報
※開催日時等は変更となる場合もございます。最新の情報は新日本プロレス公式サイトでご確認ください。