本年最終興行の12/24後楽園大会にて、飯塚選手会長を直撃!
12月24日「Battle X’mas! Catct The Victory」後楽園大会の試合前、飯塚高史選手に直撃取材を敢行。
飯塚選手に1人の選手、そして選手会長という立場から、2006年の新日本プロレスを振り返ってもらった——。
–飯塚選手から見て、今年2006年はどのような1年でしたか?
飯塚「今年はスタートから大変な状況だった。それでも選手全員がそういう中で『新日本プロレスを良くしていこう!』という気持ちで頑張ってやってきて。後半になって少しずつでもそういう(良くなってきた)ものが見えてきたので、次に繋がる1年になったと思います」
–会場の雰囲気も変わってきましたよね。
飯塚「そうですね。お客さんの反応も良いですし、実際、(各会場でお客さんが)増えてきたので。それはやっぱりみんなの頑張りがあるし、いい感じにはなってきているので、それは明るい材料かなと」
–その要因は何にあったとお考えですか?
飯塚「選手は状況が悪い時も、けっして手を抜いていた訳では無い。やっぱり、ちゃんと新日本のプロレスというものが(お客さんに)見せられるようになったという事ですかね。それは会社の方針とか色々とあるでしょうし。そういうものを見せる事が出来るようになったのが1番大きいと思いますね」
–その良くなってきたという流れの中で、1月4日東京ドーム大会が決定しました。
飯塚「チャンスなので、来年はこの東京ドーム大会をキッカケに躍進したいと思います。良い状態になってきた中で、これをさらに伸ばす事ができるかどうかはドーム大会にかかっていると思うので。2007年を占うという意味においても重要な大会になると思います」
–東京ドームではやはり選手会長として挨拶を?
飯塚「(笑)どうですかねぇ。(選手会長の)任期は今年末までなので、それは次の選手会長に任せます、ハイ(笑)」
–今年、飯塚選手が最も注目していた選手は誰ですか?
飯塚「現役の俺が言うのもあれだけど、やっぱり棚橋(弘至)はIWGPヘビー級チャンピオンだったので気になりましたし。あと中邑真輔が(アメリカから)帰ってきたという事で、棚橋とどういう形で絡んでいくのかも気になりましたね。でも自分としては現役選手である以上は、結果を残していかなければならないので。1人の選手としての目標を考えなければと思いましたね」
——この日、飯塚選手は中邑選手とシングルマッチで激突。雪崩式ブリザードスープレックスやスリーパーホールドで、中邑選手をあと一歩のところまで追い詰め、後楽園ホールを熱狂の渦に巻き込んだ。
そして全試合終了後、飯塚選手は本隊の選手たちとリング上に登場し、選手会長としてファンに挨拶。選手、そして選手会長として、本年の最終興行をキッチリと締めたのであった。
※飯塚選手からのメッセージは動画をご覧ください!