武藤社長が、三冠戦に挑む永田選手にエール/永田選手&武藤社長トークイベント報告
12月22日20:00、千葉市内の「スポーツバーCLIMAX」で永田裕志選手、全日本プロレスの武藤敬司社長によるトークイベント「『決意』1.4東京ドームで形になる」が開催された。
“GK”こと 金澤克彦氏の司会で、イベントはスタート。リングを模ったステージ上で“敬礼ポーズ”ビシッと決めた永田選手に続いて登場した武藤社長は、「今日は1月4日のチケットの営業にやって参りました。一生懸命、営業しますのでよろしくお願いします(笑)」と、のっけから観客の爆笑を誘った。
永田選手が“ライオン丸”として全日本に参戦した当時や、武藤社長の全日本移籍、中西学選手の話題、表には出せない過激な内容など様々なトークを永田選手、武藤社長、金澤氏は展開。その中から一部を抜粋してみよう。
武藤「(中西選手がWRESTLE LANDの“現場監督”と聞いて)え、本当に現場監督なの!?芸能界で言えばプロデューサーだぜ」
金澤「現場監督という意味を本人は、あまりよく分かっていないと思います」
永田「とりあえず、彼は肩書きが欲しいんですよ。選手会長とか」
武藤「なんか違った肩書きないかよ。めちゃくちゃ凄いのをつけてやればいいじゃん。“皇帝”とか、“伯爵”とか(笑)」
永田「今、“神様”なんですよ」
武藤「神様までいったら、次ねぇな」
金澤「次は“仏様”しかないですね」
永田「死んじゃうじゃないですか(笑)」
「ぶっちゃけた話、三冠(ヘビー級王座)は、ウチのベルトだけど、俺は永田を応援しているからね。アイツは口も、態度も悪いから(笑)。是非、ここで永田に獲ってもらいたいね」と、鈴木みのる戦を控える永田選手にエールを送った武藤社長。
イベントの途中には、翌12月23日に誕生日を迎える武藤社長にバースデイケーキが用意され、永田選手は花束をプレゼント。さらに、武藤社長に激似(?)の“ランジェリー武藤”選手も姿を現し、武藤社長44歳のバースデイをお祝いした。
武藤社長の退場し、イベントは後半戦に突入。ここからは永田選手、金澤氏によるトークとなった。本人がいないのをいい事に武藤社長の“天然っぷり”や、鈴木選手との間に因縁が生まれたきっかけなどを披露した永田選手。ここでは、鈴木選手に対する“語録”を少しだけ抜粋してみよう。
永田「舌出している時に、俺がビンタしたら、舌を噛んじゃうよ。舌が取れちゃうかも。そうしたら、絶対に泣くよ。“泣かぬなら、泣かせてみよう、鈴木みのる”です(笑)」
永田「勝っても風を吹かせられなかったら、負けですよ。こんな事は考えたくないですけど、負けても俺に風が吹いたら、俺の勝ちですよ」
数々のトークでファンを満足させ、イベントを終えた永田選手は、「武藤さんと久しぶりに会って、改めて時が経ったんだと思いました。新日本に残った“永田裕志の底力”を1月4日東京ドームで、武藤さんや新日本を出て行った人たちに“新日本ここにあり”というのをお見せします」とコメント。
新日本・全日本創立35周年記念で行なわれる「レッスルキングダム IN 東京ドーム」での鈴木戦へ向け、改めてモチベーションを高めていた。