「俺と稔で新日本Jr.最高の試合をやる!」(金本)/IWGP Jr.調印式
12月20日夕刻、東京都内の新日本プロレス本社大会議室にて、12月24日「Battle X’mas! Catct The Victory」後楽園ホール大会で行われるIWGP Jr.ヘビー級選手権試合の調印式が行なわれた。
サイモン・ケリー猪木社長立会いのもと、まずはチャレンジャーの稔選手、そしてチャンピオンの金本浩二選手がタイトルマッチへの意気込みを語った。
=稔選手のコメント=
「ここまで来たら、当日のクリスマスイブを待つのみ。非常にクリスマスが待ち遠しいなという状態です。IWGP Jr.というクリスマスプレゼントをもらうために、ベルトが入る大きいサイズの靴下を、自分で編んでいますから。今日は(調印書に)サインしたくてウズウズしています」
=金本選手のコメント=
「稔との試合は自分の中では、1回でも2回でも3回でも、凄く大事な試合なので。俺が18年、新日本でやってきた中で、稔とのこういう(重要な)試合は18年前から組まれる事が決まっていたような。俺は稔とのタイトルマッチをプロレス人生の中では宝にしているので、24日は稔に『3度目の挑戦をさせてくれ』と言わせるような試合をする。それはどういう事かと言ったら、もちろん俺が勝つと。それだけ。あと1つ言いたいのは、俺と稔で新日本Jr.最高の試合をやるから。絶対に俺が防衛する、以上」
この調印式に同席したサイモン社長は、「2006年最後の興行を最高の試合で締められるという、自信を持っている」と、2006年の締めくくりに相応しい“Jr.最高峰の試合”と太鼓判を押す。
前回の10月9日両国大会から約2ヶ月半でのリターンマッチとなるが、“打倒金本”の秘策がある事を稔選手が明かすと、対する金本選手は「腕vs脚。裏のかきあいになる」と、アンクルホールドとミノルスペシャルの壮絶な極め合いになると予想。
この2ヵ月半の間に、IWGPヘビー級王者、棚橋弘至選手とのタッグでG1タッグ準優勝、中邑真輔選手とのタッグで全国地区対抗戦優勝と、さらに勢いが加速した感のある金本選手だが、「この2ヶ月半で稔の上にいったという事は全く考えていない。稔との試合は正面からやりたい」と、あくまでもこの2人の試合は別とコメント。
そして、調印書へのサインを済ませた両選手は、記念撮影に応じると、そのまま引き上げて行った。
2006年最終興行のメインイベントで、Jr.最強の証という最高の“クリスマスプレゼント”を手にするのは果たして?
「Battle X’mas! 〜Catct The Victory〜」
12月24日(日)
東京・後楽園ホール
18:30試合開始
※対戦カード、試合順は変更になる場合がございます
■第1部
=第1試合=
15分1本勝負
CTU KISS-JISS(CTU KISS)
CTU KISS-GESS(CTU KISS)
VS
田口隆祐
井上亘
=第2試合=
15分1本勝負
CTU CATS-MIKE.A.T.(CTU CATS)
CTU CATS-THUNDER.TAMA(CTU CATS)
VS
X’masタイガー(Wタイガーマスク)
タイガーマスク(Wタイガーマスク)
■第2部
=第3試合=
20分1本勝負
平澤光秀
VS
内藤哲也
=第4試合=
30分1本勝負
飯塚高史
VS
中邑真輔
=第5試合=
30分1本勝負
中西学
棚橋弘至
VS
山本尚史
永田裕志
=第6試合=
60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
金本浩二
(王者)
VS
稔
(挑戦者)