餅つき大会は大盛況!/「お餅を食べて力をつけました」(棚橋)
12月16日 11:00より、新日本プロレス野毛道場で恒例の餅つき大会が行なわれた。
参加したのは、飯塚高史選手会長を始め、棚橋弘至、永田裕志、中西学、タイガーマスク、井上亘、田口隆祐、山本尚史、裕次郎、平澤光秀、内藤哲也の各選手。
最初に飯塚選手会長がファンに向けて挨拶を済ませると、さっそく餅つき大会開始。棚橋選手が腰の入った力強い動きを見せれば、永田選手は掛け声と共にリズミカルなフォーム。また、ベテランの飯塚選手の手馴れた手つきには、ファンが感心することしきりだった。
つきたてのお餅は、タイガー選手らが中心となって、あんこ、きなこ、大根おろしなどの味付けをして行く。さらに雑煮も作られ、集まった約250人のファンに振舞われた。美味しそうにお餅を頬張るちびっ子の姿を見て、選手たちの表情も自然とほころぶ。
この日、用意された餅米は約90kg。選手たちが交代でついて行くのだが、餅つきの経験がほとんどないという平澤選手は、杵(きね)を振り下ろす姿もおぼつかない。それを見かねた“餅つきキャリア14年”(本人談)の中西選手が手ほどきをするという一幕も。
また、希望したファンは、餅つきをお手伝いすることも可能。棚橋選手が手を取りながらちびっ子にやり方を教えている場面や、永田選手が少年ファンに向かって「元気出して!」と激を飛ばすシーンなどが見られた。そして、飯塚選手は、お餅の一部を使って自ら鏡餅を作成。その見事な出来ばえに、選手の間からも「さすが!」の声があがる。
餅つきの合間には、選手たちがファンと積極的に交流し、記念撮影やサインなどに応じる。憧れの選手を身近に感じることのできる、ファンにとっては楽しい催しとなった。
約4時間に渡った餅つき大会は、飯塚選手会長による「これからも頑張って、来年に繋げたいと思います」という挨拶のあと、参加者全員による一本締めで終了。
棚橋選手は「大勢の人に集まっていただいて、盛況の内に終わってよかったです。お餅を食べて、選手は試合に、ファンは応援に、力を付けられたと思います」と感想を語っていた。