「カッコいい棚橋弘至を見せます!」/「今治大会前夜祭」報告
12月4日 18:00より、愛媛県今治市内にて「今治大会前夜祭・棚橋弘至&中西学トークショー」が開催された。
会場となったショッピングモール「ワールドプラザ」には、開始前からたくさんのファンが詰め掛け大賑わい。ところが、ここでちょっとしたハプニングが発生。多忙なスケジュールを極める中西選手が、急遽、帰京することになってしまったのである。
やむを得ず、1人で先にサイン会を行なった中西選手は、「今治の皆さんと、もっと時間を掛けてゆっくり仲良くなりたかったのですが、すみません」とファンにお詫びをしつつ、足早に会場を後にしたのだった。
その後、棚橋弘至選手が1人でトークショーを開始。中西選手の分までとばかりに(?)、エネルギッシュなしゃべりで飛ばしまくった。
興味深かったのは、オリジナル技・スリングブレイド誕生秘話。この技(の型)を夢で見た棚橋選手は、そのまますぐ道場に行き、若手選手を相手に試し斬り。その場で手応えを掴み、実戦で使うことを決めたのだという。
また、中邑真輔選手とのIWGP防衛戦(12/10愛知)に話が及ぶと、「勝った方がこれからの新日本を引っ張っていく真のエースになることは間違いないと思う。どうしてもベルトを巻いて年を越したい。必ず、中邑を倒して、いい年の瀬を迎えたいと思います」と、その意気込みを語っていた。
トークショーの後は、お待ちかねのサイン会。屋外会場で、気温6度(気象庁発表)という寒空の下ではあったが、参加者全員が長蛇の列を作った。そして棚橋選手も終始笑顔でファンと接し、翌日からのサーキットに向け、鋭気を養っていた様子だった。
最後に棚橋選手は「明日は今治大会でカッコいい棚橋弘至を見せたいと思います。是非、会場に足を運んで下さい。今日はどうもありがとうございました。愛してま〜す!」と挨拶。寒さを吹き飛ばすような熱い言葉で、今治大会前夜祭を締めくくった。