テンコジ、最強タッグ出陣!/全日本プロレス11/19「世界最強タッグリーグ戦」試合結果
11月19日(日)
全日本プロレス
2006世界最強タッグリーグ戦
東京・後楽園ホール
=第6試合=
30分1本勝負
世界最強タッグ決定リーグ戦・公式戦
△小島聡
天山広吉
(30分00秒 時間切れ引き分け)
△諏訪魔
RO’Z
11月19日後楽園ホールにて行なわれた「世界最強タッグリーグ戦」に、新日本プロレスの天山広吉選手が小島聡選手と久々にテンコジを結成し、リーグ戦の初陣に臨んだ。
=試合経過=
天山と小島は、双方のテーマ曲がミックスされたテーマ曲“テンコジ最強タッグバージョン”で入場。先発は小島と諏訪魔。場内は割れんばかりの「小島」コール。ローンバトルが強いられた小島だったが奮起し天山にタッチ。場内は「天山」コール。
天山は諏訪魔に豪快なブレーンバスターで投げ、さらに天山はヘッドバット、小島はエルボーを見せ、コンビネーションの上々ぶりをアピール。
25分過ぎ、公開練習でも見せた小島との合体技“アナコンダカッター”を炸裂。さらに天山は諏訪魔にアナコンダバイス。
残り時間2分に差し掛かったところで、小島は試合を決めるべく諏訪魔に垂直落下式ブレーンバスター。しかしカウント2。
諏訪魔は渾身の力を振り絞り小島にジャーマン。さらにラストライドを決め、勝負あったかと思ったところで時間切れのゴング。多くの見せ場とチャンスの場面を作ったテンコジだったが、復活の第1ラウンドはドローで終わった。
=試合後コメント=
天山「コジ、スマン……。30分間あっという間だった……。自分が捕まりすぎた。コジに悪いことをした。テンコジ第二章の一発目、気持ち良くスタートしたかった。もう少し勉強しておけばよかった。次は本物のテンコジで、新しいものも見せていきたい。負けた時でも、後味悪い試合でも、前向いて上向いて、何があっても最後までつっ走っていくのがテンコジ。何があろうと最後まで2人でやって行こうぜ!」
小島「ある意味、ちょっと現実のテンコジをみなさんに見せてしまったというか。かつての一番調子のいい時のテンコジを“100”とするなら、10、20いくかなぁ。諏訪魔とかRO’Zも凄いけど、プロレス界の流れが非常に早く進んでいる中で、今日のスタートはマイナスだった。それがテンコジだった。今日はどちらかと言えばダメダメだったけれど、気持ちだけは前向きなままで、俺も天山もいます。マイナスからのスタートでいいんじゃないかと思います。非常に厳しかった。非常に厳しかったからこそ、これから頑張っていこうと思います」