「今回だけで終わらせず、毎年恒例でやったら面白いんじゃないですか」“岐阜コンビ”の山本選手を直撃!
11月16日、「Thanks Giving Mobile Night」の試合前、IWGPヘビー級王者、棚橋弘至選手との“岐阜コンビ”で「全国地区対抗戦」の準決勝進出1番乗りを果たした山本尚史選手に直撃取材を敢行した。
「全国地区対抗戦」という今シリーズの試みについて山本選手は、「面白いと思いますね。やってる自分たちも面白いですし、選手たちが面白かったらお客さんにも面白さが伝わっていると思うんですよ」と、“異色タッグ”の祭典を誰よりもエンジョイしていると語った。
さらに、「今回だけで終わらせず、毎年恒例でやったら面白いんじゃないですか。何でこれを今までやらなかったのか」と続け、来年以降の同大会の定期的な開催を希望。
「東京の人はけっこう岐阜を関西だと思っているので、来年は中部枠を作ってほしい」と、注文をつける事も忘れなかった。
明日の準決勝で天山広吉&稔と激突する山本選手だが、この試合に勝てば記念すべき第1回大会の決勝戦で、かねてからターゲットとしている中邑真輔選手と激突する可能性がある。「チャンピオンがいて優勝できなかったら、それは俺の責任なんだろうし。優勝しないと恥ずかしい」と、まずは今年初のタイトル奪取に向けて、背水の陣で臨む気構えだ。
その中邑選手とは11月26日藤沢大会にてシングルマッチで激突する事が決定しているが、山本選手は、「俺が挑発している事によって、中邑は相当怒っているだろうし。お互いの怒りの中で、本来の殺伐とした新日本らしい試合になるんじゃないかな」と、“喧嘩マッチ”も辞さないという。
昨年12月25日の後楽園ホール大会以来となる両者のシングル対決。その試合で自らの両足に初めてレガースを装着した山本選手は、「アイツは俺の事を成長してないと言っているし、勝敗も含めてどっちがより成長したかというのが分かるんじゃないですか」と、1年前の雪辱を胸に、中邑選手に“現在進行形の山本尚史”を刻み込む。