「全日本が持っている隠し玉は“レスラーの質”」1/4東京ドームについて武藤社長がコメント
11月15日(水)東京ドームにて行なわれた、2007年1月4日「レッスルキングダム IN 東京ドーム」の記者会見終了後、全日本プロレスの武藤敬司社長が集まった記者団の質問に答えた。
今回の経緯について武藤社長は、「ウチも(来年)35周年を迎える事が出来て、新日本もそうで。仲人が(株式会社)ユークスで、(ドーム大会の)タイトルが『レッスルキングダム(ユークスより発売中のゲームソフト)』というので賛同できた」と、改めて語った。
さらに武藤社長は、「お互い(の団体)が盛り上がるような。ウチが本来持っている“パッケージ”と、新日本が持っている“パッケージ”がある訳ですから。それをいい形で“ジョイント”できれば」と、自らが描く「レッスルキングダム IN 東京ドーム」像を提示。
気になる全日本の参戦メンバーだが、「幸い、ウチの団体はいい意味でチームワークが取れている。そういう部分では安心して闘いの場に(所属選手を)送れる」と明言は避けたものの、誰が参戦しても問題無いという武藤社長の自信は揺るがない。
そして、今度は“プロレスラー・武藤敬司”として、「東京ドームでは俺が1番(絵的に)映えるのは分かっているんですけど」と前置きしつつ、「(全日本の)若い、(東京ドームを)知らない奴らに、(ドームというのは)また一味違う難しさもあれば、面白さもある訳であって、そういうのを体感させてやりたい」と、やはり社長として所属選手の“東京ドーム体験”によるスケールアップを望んでいる。
最後に武藤社長は、「全日本が持っている隠し玉は“レスラーの質”。上手く調和の取れた“最高のプロレス”を俺たち(全日本)が見せます!」と宣言。
武藤敬司率いる全日本プロレスの「プロレスLOVE」が、新日本プロレス伝統の「1・4東京ドーム」を席巻する!