現地時間11月19日(金)にメキシコで開催されたCMLLのアレナ・メヒコ大会へ、UNITED EMPIREのジェフ・コブ&TJPが参戦。ボラドールJr.&アトランティスJr.と対戦した。
■CMLL『Viernes Espectacular de Arena México』
現地時間11月19日(金)
メキシコシティ アレナ・メヒコ
●メインイベント 時間無制限1本勝負
CMLL vs. NJPW(UNITED EMPIRE)
×アトランティスJr.
ボラドールJr.
(ツアー・オブ・ジ・アイランド)
TJP
○ジェフ・コブ
×ボラドール(リングアウト)TJP○
※CMLLルール(両選手が敗れた時点で決着)
■試合経過
最初にCMLLチームがアトランティス・Jr.、ボラドールJr.の順で入場。その後、UNITED EMPIREがTJP、ジェフ•コブの順で入場。そして試合開始前にTJPがボラドールにドロップキックで奇襲を仕掛ける。
怒ったボラドールがTJPを追うが、TJPがはぐらかす。そして、アトランティス対TJPで試合がスタートし、両者が一歩も引かないハイレベルなレスリングの攻防を見せる。
そして、いよいよコブがリングインし、ボラドールを相手にスピーディーな展開となる。そんななか、ボラドールがUNITED EMPIREの2人を場外に落とし、ボラドール&アトランティスがコブ&TJPにダブルのノータッチトペコンヒーロを放つ。
その後、TJPがボラドールの膝に焦点を絞って集中攻撃。レフェリーがリングドクターを呼び、ボラドールの膝をチェックする。だが、TJPはお構いなしにリングドクターを払い除け、ボラドールの膝を攻め続ける。
場外戦となり、コブとTJPが2人がかりでボラドールの膝を痛めつける。そのままボラドール•は立ち上がれず、リングアウト負けとなる。
2対1となったアトランティスがUNITED EMPIREの2人を相手に大奮闘するが、最後はコブとTJPが好連携を見せ、コブがツアー・オブ・ジ・アイランドを決めてアトランティスにフォール勝ち。NJPWがCMLLに勝利した。
試合後、UNITED EMPIREの2人はTVコメンテーターの生インタビューに答え、TJPがボラドールの持つNWA世界ヒストリック•ウェルター級王座への挑戦をアピール。ボラドールも満身創痍ながらマイクを掴み、TJPへ返答した。
こうして、UNITED EMPIREの2人はアレナ・メヒコのCMLLファンへ凄まじいインパクトを残した。そして、ボラドールvsTJPのタイトル戦が実現濃厚となった。