CLOSE-UP! 「G1 TAG LEAGUE」(11/3館林)
11月3日 館林市民体育館大会は、三つの「G1 TAG LEAGUE」(以下G1タッグ)公式リーグ戦が行なわれる非常に重要な意味を持つ大会である。
まずはAブロック公式リーグ戦の最終試合、棚橋弘至&金本浩二vs中西学&山本尚史。
1勝1敗1引き分けの棚橋&金本は、この試合に勝てば得点を5に伸ばし、1位通過のジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコに次いで、決勝トーナメント進出が決まる。
逆に敗れてしまえば、矢野通&石井智宏と並んで同率最下位という不名誉な結果に……。Jr.とヘビーの“IWGP王者コンビ”にとっては、勝利こそが絶対条件の正念場だ。
しかし、負けられないのは得点2の中西&山本も同じ。館林での敗北はAブロック単独最下位決定を意味するだけに、そう易々と棚橋組の軍門に下るはずもない。どちらも負ける事ができないギリギリの闘いは、まさしくAブロックの最終試合に相応しい。
一方のBブロックは、抜きん出たチームがいない混戦状態。一つの敗戦が命取りとなるサバイバルレースの様相を呈してきている。
そんな中、館林大会では、蝶野正洋&中邑真輔vs邪道&外道、長州力&曙vs真壁刀義&越中詩郎という2つの好カードがラインナップ。
注目を集めていた蝶野&中邑のこれまでの成績は、1勝2敗で得点2。たとえ館林大会で邪道&外道に勝利しても4点止まりという、予想外のピンチに追い込まれている。
対する邪道&外道はすでに2勝をマークしており、蝶野&中邑を撃破すれば得点6で堂々の予選1位通過が決定する。そんな両チームのせめぎ合いは、館林大会の大きな見所となるだろう。
蝶野組と同様、1勝2敗で後がないのが真壁&越中。V戦線に踏みとどまるためには、館林大会で勝利する以外にないという崖っぷちに立たされてしまった。
その真壁組と対戦する長州&曙こそが、Bブロック公式リーグ戦の鍵を握っている。
これまでの成績こそ1勝1敗で得点2だが、残る試合があと二つ。つまり、長州&曙の勝敗によって、現在の星取表が大きく塗り変わるというわけである。
長州&曙としては、館林大会、続く11月5日 桂スタジオ大会を一気に走り抜け、予選リーグ突破を果たしたいところ。しかし、館林では何をしでかすか分からない真壁&越中が相手だけに、油断は禁物だ。もし、ここで長州&曙が敗退すれば、Bブロックはますます混戦状態に陥る。この1戦が同ブロック最大のヤマ場となる事は間違いない。
このように、今年の「G1タッグ」の中でも特に豪華カードが出揃った館林大会。今しか観る事のできない激戦の数々を、ぜひ会場でご覧下さい!
※なお館林大会には、かつて新日Jr.戦線で大活躍した茂木正淑選手(ガロガ)が特別参戦。
地元館林出身の茂木選手をサポートする「茂木正淑選手応援シート」(サイン付)もご用意しております!
「Circuit 2006 Explosion 〜G1 TAG LEAGUE〜」
群馬・館林市民体育館
16:00試合開始
※試合順、対戦カードは変更になる場合がございます
=第1試合=
15分1本勝負
平澤光秀
VS
内藤哲也
=第2試合=
15分1本勝負
茂木正淑(ガロガ)
VS
プリンス・デヴィット
=第3試合=
20分1本勝負
田口隆祐
井上亘
タイガーマスク
VS
ミラノコレクションA.T.
稔
獣神サンダー・ライガー
=第4試合=
20分1本勝負
裕次郎
永田裕志
VS
宇和野貴史
飯塚高史
=第5試合=
30分1本勝負
矢野通
天山広吉
VS
トラヴィス・トムコ
ジャイアント・バーナード
=第6試合=
30分1本勝負
G1タッグリーグ Bブロック公式戦
曙
長州力
VS
越中詩郎
真壁刀義
=第7試合=
30分1本勝負
G1タッグリーグ Aブロック公式戦
金本浩二
棚橋弘至
VS
山本尚史
中西学
=第8試合=
30分1本勝負
G1タッグリーグ Bブロック公式戦
中邑真輔
蝶野正洋
VS
邪道
外道