CLOSE-UP! 「G1 TAG LEAGUE」(10/29神戸)
本日10月29日神戸大会では、G1タッグ公式リーグ戦は組まれていないものの、様々な“スペシャルマッチ”がラインナップ。その中でも、やはり目玉は新日本隊、“GBH(グレート バッシュ ヒール)”、蝶野・中邑軍による「4vs4 3軍対抗トーナメント キャプテンフォールイリミネーションマッチ」だろう。
※「キャプテンフォールイリミネーションマッチ」とは、他の選手が残っていた場合でも、3カウントフォール、ギブアップ、オーバーザトップロープ、反則のいずれかでキャプテンから先に獲れば勝利となる。なお、各軍のキャプテンは、新日本隊が永田裕志選手、“GBH”が天山広吉選手、蝶野・中邑軍が蝶野正洋選手。
そもそも、新日本プロレス内の抗争が3軍による“三つ巴”の様相になったのは“蝶天タッグ”に生じた“亀裂”がきっかけだ。第48代IWGPタッグ王座を保持していた“蝶天タッグ”は、蝶野選手の欠場により同タイトルを剥奪。また、復帰した蝶野選手が、ミラノコレクションA.T.選手を新しい“相棒”に据えた事で、天山選手の反感を買った。そして、9月24日大阪大会で一騎打ちを行なった両雄は“完全決別”。それぞれ、別の道を歩む事となった。
蝶野選手は、天山選手の襲撃(9/24大阪)から自身を救出した中邑真輔選手と電撃合体。さらに“反サイモン”に共鳴したB・S・マシン選手やミラノ選手、ジャイアント・バーナード選手&トラヴィス・トムコ選手の“巨獣コンビ”をも取り込んだ。
一方、真壁刀義選手&越中詩郎選手と共にヒールユニット“GBH”を結成した天山選手。さらに、真壁組と“犬猿の仲”だった矢野通選手&石井智宏選手をも“GBH”入りさせ、蝶野・中邑軍、そして新日本隊に対し、“巨大な包囲網”を作り上げた。
そんな“GBH”と蝶野・中邑軍の板ばさみ状態ある“もう1つの軍団”新日本隊も、もちろん黙っていないだろう。新日本の“正規軍”としては、“GBH”や蝶野・中邑軍に主導権を渡せない。それだけに、今後の新日本の“舵取り”を左右するこの一戦を確実に物にしなくてはいけない。
また、サイモン・ケリー猪木社長の動向も気になるところだ。蝶野選手による襲撃後(9/24大阪)、明らかに“何か”が変わった様子のサイモン社長(記者会見でのサングラス着用やふてぶてしい態度、“対蝶野”に備えたトレーニング、「I AM PRESIDENT」Tシャツ製作など)。その姿は、まさに“ヒール化”の一途を辿っていると言えるだろう。
そんな中、天山選手がサイモン社長に“GBH入りのススメ”を説いた。蝶野選手に並々ならぬ“怨み”を持つサイモン社長が、“打倒”蝶野という同じ志を持つ天山選手のアピールに応えれば、来場を予告している神戸大会で“完全ヒール化”した姿を拝めるかもしれない。サイモン社長の動向にも要注目だ!
「Circuit 2006 Explosion 〜G1 TAG LEAGUE〜」
10月29日(日)
兵庫・神戸ワールド記念ホール
16:00試合開始
※試合順、対戦カードは変更になる場合がございます
=第1試合=
15分1本勝負
平澤光秀
VS
内藤哲也
=第1試合=
Super Jr.シングルマッチ1
20分1本勝負
井上亘
VS
裕次郎
=第3試合=
Super Jr.シングルマッチ2
20分1本勝負
田口隆祐
VS
プリンス・デヴィット
=第4試合=
史上最大の神戸決戦!!「KOBE Explosion WARS」
4vs4 3軍対抗トーナメント キャプテンフォールイリミネーションマッチ
時間無制限1本勝負
山本尚史
中西学
永田裕志(キャプテン)
長州力
(新日本隊)
VS
矢野通
越中詩郎
真壁刀義
天山広吉(キャプテン)
(GBH)
=第5試合=
新日本vsGBH シングルマッチ
20分1本勝負
飯塚高史
VS
石井智宏
=第6試合=
Explosion Dream タッグマッチ 〜Bono,Welcome Back!
20分1本勝負
エル・サムライ
タイガーマスク
曙
VS
邪道
外道
獣神サンダー・ライガー
=第7試合=
Explosion Special タッグマッチ
30分1本勝負
金本浩二
棚橋弘至
VS
ミラノコレクションA.T.
稔
=第8試合=
史上最大の神戸決戦!! 「KOBE Explosion WARS」
4vs4 3軍対抗トーナメント キャプテンフォールイリミネーションマッチ
時間無制限1本勝負
トラヴィス・トムコ
ジャイアント・バーナード
中邑真輔
蝶野正洋(キャプテン)
(蝶野・中邑・外国人連合チーム)
VS
第4試合勝者チーム