訃報のお知らせ
大木金太郎さんこと金一(キムイル)さんが10月26日午後、ソウル市内の病院にて享年77歳で逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げ、故人のご冥福をお祈り致します。
以下、アントニオ猪木氏、坂口征二相談役、山本小鉄氏、星野勘太郎氏、サイモン・ケリー猪木社長の追悼コメントとなります。
=アントニオ猪木氏のコメント=
「この度は大木金太郎さんの逝去に際し、謹んでお悔やみ申し上げます。
突然の訃報に、悲しみともに今はただ思い出を懐古するかぎりです。
デビュー戦、新人時代、タイトルマッチなど大木さんとの思い出は尽きません。
また、韓国でのプロレス・格闘技の発展に尽力を注ぎ、現在の礎を築いた故人の功績を、我々は次の世代へ引き継いでいかなくてはと思います。
謹んでお悔やみ申し上げ、故人のご冥福をお祈り致します」
=新日本プロレスリング相談役、坂口征二のコメント=
「この度は大木金太郎さんの逝去に際し、謹んでお悔やみ申し上げます。
大木さんとは、日本プロレス時代から一緒で私が新日本プロレスに移籍した時には大変な物議をかもし、その後大木さんが新日本プロレスに参戦し遺恨試合を行った事が思い出されます。
今年の2月に約10年ぶりに大木さんと会って『坂口、元気でがんばれよ』と逆にこっちがお気遣い頂いたばかりで、非常に残念でなりません。
大木さんの意思をこのプロレス界に引き続き残していくべき、我々もまだまだがんばっていきたいと思います。
謹んでお悔やみ申し上げ、故人のご冥福をお祈り致します」
=山本小鉄氏のコメント=
「謹んでお悔やみ申し上げます。
大木さんとは、NWAタッグチームとして数々の試合をしました。
思い出に残る事は、仙台でジム・バーナードと大木さんが試合をした時にバーナードが角材で大木さんの頭を殴りにいった時に、大木さんが避けた瞬間に角材が耳にあたり、耳の三分の一が切れてしまい救急車で運ばれ病院まで一緒に行ったその時の大木さんの形相が凄く印象に残っています。
壮絶な現役生活でした、どうぞ天国では安らかにお休みになって下さい。本当にお疲れ様でした」
=星野勘太郎氏のコメント=
「この度は大木金太郎さんの逝去に際し、謹んでお悔やみ申し上げます。
大木さんとは焼肉をご馳走になったり、どつかれたりと一言では語り尽くせない程の思い出が蘇ります。こんなに早く天国に行ってしまうなんて残念でなりません。
大木さん天国からも引き続きプロレス界を見守っていて下さい。
謹んでお悔やみ申し上げ、故人のご冥福をお祈り致します」
=新日本プロレスリング代表取締役社長、サイモン・ケリー猪木のコメント=
「この度は大木金太郎氏の逝去に際し、謹んでお悔やみ申し上げます。
新日本プロレスの歴史の中でも名勝負を繰り広げ、義父のアントニオ猪木とともにプロレス黄金期の立役者となった伝説的なレスラーであり、韓国のプロレス界発展にもご尽力され多大な功績を残されました。
故人のご冥福を心よりお祈り致します」
尚、大木さんの追悼10カウントゴングを10月29日の神戸大会にて行ないます。