CLOSE-UP! 「G1 TAG LEAGUE」(10/26宮崎)
各地で熱戦を展開している「Circuit 2006 Explosion 〜G1 TAG LEAGUE〜」。
本日10月26日の宮崎大会では、G1タッグリーグ Aブロック公式戦にて天山広吉選手、獣神サンダー・ライガー選手のコンビとジャイアント・バーナード選手、トラヴィス・トムコ選手のコンビが激突する。
蓋を開けてみれば、本命不在の状況となったG1タッグで、より混迷を極めているのはAブロックである。
優勝候補と目されていたIWGP王者コンビの棚橋弘至&金本浩二ですら、思うように勝ち点を伸ばせずにいる。
現段階ではエントリーされている5チーム全てに、決勝トーナメント進出の可能性が残されているだけに、ここからは1戦1戦が優勝戦線への生き残りをかけた、よりシビアな闘いとなる。
そんな中、ここまで1勝2分の勝ち点4でAブロックのトップを走るのが天山&ライガー組である。真壁刀義選手、越中詩郎選手と新ヒール軍団“GBH”を結成した天山選手は、さらに矢野通選手、石井智宏選手をも取り込んで勢力を拡大。
そして、10月29日の神戸大会では3軍対抗トーナメントが控えているだけに、本日の公式戦最終試合に勝利し、ブロック通過1番乗りを是が非でも決めておきたいであろう。
対するはバーナード&トムコの“新外国人最強コンビ”。棚橋&金本に土はつけたものの、その巨体を生かした“爆発力”は今1つなりを潜めている感があるだけに、この試合を“点火”するキッカケにしたいところだ。
この闘いでは、体格的なハンデを強いられるライガー選手に注目だ。「G1 CLIMAX 2006」でバーナード選手とのシングルマッチ経験もあるだけに、その老獪なインサイドワークが“巨獣コンビ”を捕らえる可能性は十分にある。
だが、もしここで天山&ライガー組が敗れるような事になれば、Aブロックの行方はさらなる袋小路へと迷い込んでいく事となる。