CLOSE-UP! 「G1 TAG LEAGUE」(10/24大分)
今シリーズ「Circuit 2006 Explosion 〜G1 TAG LEAGUE〜(以下 G1タッグ)」も折り返し地点を過ぎ、いよいよ佳境に入ってきたG1タッグ。本日10月24日の大分大会では公式リーグ戦2試合が行われる。
まずは、2000年のG1タッグチャンピオンチームの永田裕志選手、飯塚高史選手組と、天山広吉選手と新軍団“GBH”を結成した真壁刀義選手、越中詩郎選手組が激突。
初戦で現IWGP Jr.タッグチャンピオンの邪道&外道にまさかの不覚を取った永田&飯塚は、続く第2戦で蝶野正洋選手、中邑真輔選手組と対戦。この一戦に背水の陣で臨んだ“ディフェンディングチャンピオン”は、蝶野&中邑の猛攻をしのぎ、大逆転勝利を収めた。
G1タッグV2に向けて、首の皮一枚繋がった永田&飯塚だが、まだまだ予断を許さない状況は続く。
7月2日の後楽園大会にて行われたワンナイトトーナメントを制覇しIWGPタッグ暫定王者となった真壁&越中。“2週間天下”で終わった前回の汚名を晴らすべく、再びタッグタイトル奪取に向け動き出した。
G1タッグでのここまでの成績は、両チーム共に1勝1敗の勝ち点2。ここでキッチリと勝ち点を積む事で、リーグ戦突破が現実味を帯びてくる。
10月9日の両国大会で真壁&越中に敗れた飯塚選手は、虎視眈々とG1タッグでその借りを一気に返す事を狙っている。
一方、正真正銘の崖っぷちと言えるのが棚橋弘至選手、金本浩二選手の“IWGP王者コンビ”だ。ここまで2戦して、1敗1分。勝ち点はわずか1と、負ければ優勝戦線からの脱落が決定的となる。
現IWGP王者のプライドにかけて、早期敗退は免れたいところだ。
その2人の前に立ちはだかるのは、ヘビー級戦線の“タッグ屋”とも言うべき矢野通選手、石井智宏選手組。天山選手率いる“GBH”に電撃加入し、その矛先は全方位へと向けて鋭さを増しているだけに、棚橋&金本に易々と勝ち点を譲るとは到底思えない。
“急造タッグ”の参戦が多い今年のG1タッグだが、その本質を見せ締めるには恰好の相手と言える。
奇しくもチャンピオンvs“GBH”の構図が出来上がった、本日の大分大会。チャンピオンチームの意地が勝ち点2を奪い取るのか? それとも“GBH”勢がチャンピオンを葬り去るのか?
この試合が混沌とする優勝戦線を抜け出すための“1勝”となる事は明白なだけに、4チームにとっては是が非でも落とす事の出来ない1戦となる。
「Circuit 2006 Explosion 〜G1 TAG LEAGUE〜」
大分・大分イベントホール
18:30試合開始
※試合順、対戦カードは変更になる場合がございます
=第1試合=
大分大会オープニングマッチ
15分1本勝負
井上亘
エル・サムライ
VS
プリンス・デヴィット
獣神サンダー・ライガー
=第2試合=
20分1本勝負
内藤哲也
裕次郎
タイガーマスク
VS
ミラノコレクションA.T.
邪道
稔
=第3試合=
20分1本勝負
宇和野貴史
VS
トラヴィス・トムコ
=第4試合=
20分1本勝負
平澤光秀
田口隆祐
VS
外道
天山広吉
=第5試合=
G1タッグリーグ Bブロック公式戦
30分1本勝負
飯塚高史
永田裕志
VS
越中詩郎
真壁刀義
=第6試合=
G1タッグリーグ Aブロック公式戦
30分1本勝負
金本浩二
棚橋弘至
VS
石井智宏
矢野通
=第7試合=
30分1本勝負
山本尚史
中西学
長州力
VS
ジャイアント・バーナード
中邑真輔
蝶野正洋