“爆発”の刻、迫る! 10月9日 両国大会特集(1)/Jr.戦士たちの“Marvelous”
10月9日(月・祝)に両国国技館で開催される「Explosion〜爆発〜」は、好カードがズラリと並んだ注目のビッグマッチ。当サイトは特集で両国大会の見所をお伝えして行きます——。
第2試合
20分1本勝負
Marvelous Super Jr.タッグマッチ
田口隆祐
井上亘
VS
プリンス・デヴィット
獣神サンダー・ライガー
Jr.4選手によるタッグマッチ。まず、気になるのが獣神サンダー・ライガー選手とプリンス・デヴィット選手の関係だ。先シリーズ中、CTU入りを猛アピールして来たデヴィット選手は、9月16日 久喜大会での大活躍によってCTU入りを認められる。しかし、続く9月18日 相模原大会で事態は一変。誤爆とはいえ、邪道選手の急所を蹴ってしまい、邪道&外道の怒りに火をつけてしまったのである。
その後は表立った動きがないため、ライガー選手とデヴィット選手の間にどんなやり取りがあったのかは不明。最悪の場合、いきなりリング上で仲間割れという事態も考えられる。
一方の新日Jr.正規軍は、田口隆祐選手と井上亘選手が出陣。田口選手は9月24日 大阪大会で、タイガーマスク選手の保持するNWA世界Jr.ヘビー級王座に挑戦。初のシングル王座獲得こそならなかったものの、あと一歩のところまでタイガー選手を追い詰めている。
そして井上選手は、同じく大阪大会でミラノコレクションA.T.選手とシングル対戦。新日Jr.に宣戦布告した新たな敵を食い止めるべく奮闘したが、惜しくも敗退してしまった。
しかし、かねてから「1戦、1戦を大事にすることで、チャンスを掴んでいきたい」と語っている井上選手だけに、両国大会で勝利をマークし、挽回の足がかりにしようとするはずである。もちろん、それは田口選手も同じ。もう一度、タイトル挑戦の権利を得るためにも、ここで停滞する事は許されないのである。
不協和音が懸念されるライガー選手とデヴィット選手ではあるが、もし、2人の関係に問題がないとすると、田口、井上組にとっては極めてやっかいな相手と言える。
ライガー選手は言わずと知れたJr.のスーパースター。そして、予測不能の打撃技と空中殺法が得意なデヴィット選手は、実力、人気ともに急上昇中。2人の連携がガッチリとハマれば、恐るべきタッグチームとなるだろう。そうなれば、この試合は一気に激しい攻防戦へと発展するはずである。4選手が見せる“Marvelous”(驚嘆)に期待しよう。
10月9日(月・祝)
「EXPLOSION〜爆発〜」
東京・両国国技館
15:00試合開始
※対戦カード、試合順は変更になる場合がございます
=第1試合=
15分1本勝負
EXPLOSION オープニングマッチ
裕次郎
VS
平澤光秀
=第2試合=
20分1本勝負
Marvelous Super Jr. タッグマッチ
田口隆祐
井上亘
VS
プリンス・デヴィット
獣神サンダー・ライガー
=第3試合=
20分1本勝負
極悪スペシャルタッグマッチ
石井智宏
矢野通
VS
邪道
外道
=第4試合=
30分1本勝負
la battaglia tra eroi italiani
タイガーマスク
VS
ミラノコレクションA.T.
=第5試合=
30分1本勝負
ヒッププレスVSヒップアタック
曙
飯塚高史
VS
越中詩郎
真壁刀義
=第6試合=
30分1本勝負
TACTICS VERSUS TYRANT
永田裕志
山本尚史
VS
高山善廣(高山堂)
鈴木みのる(パンクラスMISSION)
=第7試合=
30分1本勝負
Triumph 〜 the resistance to authority 〜
中西学
長州力
VS
中邑真輔
蝶野正洋
=第8試合=
60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
金本浩二
(王者)
VS
稔
(挑戦者)
=第9試合=
60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
棚橋弘至
(王者)
VS
天山広吉
(挑戦者)