タイガーマスクがフジタ“Jr”ハヤトに完勝! 9/30みちのくプロレス新宿大会 試合結果
みちのくプロレス
9月30日(土)
東京・新宿FACE
観衆550人(満員)
=第5試合=
時間無制限1本勝負
○タイガーマスク
(9分15秒 チキンウィングフェースロック)
×フジタ“Jr”ハヤト
=試合経過=
たくさんの黒い紙テープがフジタを後押しする中、両者はリング中央で握手し試合開始のゴング。
フジタが掌底、キックをラッシュしてタイガーをコーナーに押し込むと、タイガーもカウンターのソバットをヒットさせ、バックドロップで一閃。すると、フジタもタイガーのヘッドロックをバックドロップで切り返して応戦する。
タイガーは首四の字固め、スリーパーホールド、腕ひしぎ逆十字固めといった執拗なグラウンド地獄でフジタをジワジワと追い詰めていく。
タイガーの猛攻を凌ぎ切ったフジタはスピアーで反撃し、サッカーボールキックを放つも、タイガーはジャーマンスープレックスホイップでフジタを一回転させる。
ダウンカウント6で立ち上がったフジタは、裏膝十字固めでタイガーを捕らえると、フロントネックロックへ。
しかし、タイガーはこれをロープへと回避し、ローリングソバット、串刺しハイキック。動きの止まったフジタに雪崩式ダブルアームスープレックス、ツームストンパイルドライバーと畳み掛け、最後はチキンウィングフェースロックで一気にフジタを仕留めた。
試合後、マイクを握ったタイガーはフジタとのタッグ結成を示唆した。
=試合後コメント=
タイガー「フジタ君みたいな選手がみちのくにもいるという事は、みちのくプロレスは胸を張って良いと思いますよね。あのような打撃系で、メキシコにも行ってスタイルを勉強する。なんか僕の若い頃を見ているようですもん。僕は彼よりも数年先輩ですけど、先輩を食ってやろうと言う意気込みが出ていたし。負けず嫌いというか、負けん気が強いというのは素晴らしいんじゃないですかね。ただ1つ言わせてもらえば、もっともっと練習を積んで欲しいなと。打撃系もいいんですけど、ピンポイントで出せるレスラーになって欲しいなと。一瞬のスキをついて相手にポーンと畳み掛けるという。それをもう少し彼が勉強すれば末恐ろしいレスラーになるんじゃないですか。あと数年後、凄く良いレスラーになると思うし、逆にウチのヤングライオンと試合をしたら面白いんじゃないかなと思うし。1回、新日本でもチャンスがあればシリーズに出てみたらいいんじゃないかなと思いますよね。いいんですよ、潰されて。ドンドン、ドンドン潰されればいいんですよ。ウチで少し揉まれてきたっていいんじゃないですか。やってて気持ち良かったし、また彼も収穫があったと思うし。仕方無いですよ、ああいう試合になるのは。それを乗り越えて、初めて一人前のレスラーになるんです。僕もそうやってきた訳です」