天山選手、蝶野&ミラノの電撃合体について語る!
8月10日、愛知大会の試合開始前、天山広吉選手が集まった記者団の質問に答えた。
「G1 CLIMAX 2006」公式リーグ戦、ここまで2戦2勝の天山選手だが、「あくまでも本番は決勝トーナメント。そこからが勝負だと思っている。まずは取りこぼし無くキッチリと勝って、Bブロックを単独首位で通過したい」と語り、今大会の出場メンバーの中で最多出場となるG1の闘い方は誰よりも熟知している様子だ。
天山選手は昨夜の大阪大会終了後、その足でよく通っているという岐阜県にある治療院を訪ね、ここまでの連戦で負ったダメージの回復と、腰、首などのケアに努めたという。その甲斐もあってか天山選手は、「今は体が凄く楽ですね。試合もここまでは良い形で、怪我も無く順調にいっているので。“心技体”全部が揃っているかなと。ここで甦った天山広吉を見せて、シングルプレイヤーとして打って出る」と、3度目のG1制覇へ自信を覗かせた。
現在、IWGPタッグのベルトを持つ天山選手だが、パートナーの蝶野正洋選手が8月12日の両国大会での復帰戦に向けて、ミラノコレクションA.T.選手と共闘した事について聞かれると、困惑した表情で答えた。「(パートナーが)自分じゃ役不足なのかなと。(蝶野さんとは)コミュニケーション不足というのもあったのですが、理解できない部分も多々ある。まぁ、蝶野さんは蝶野さんでやってくれてもいいんじゃないかな」。
最後に、「ミラノ選手の事は良く分からないですけど、何処まで蝶野さんと組んで、どういう感じでやっていくのか? どうぞ好きにやってくれ」と言い放った天山選手。蝶野&ミラノ組よりも、まずは目の前にあるG1獲りに向けて、1戦1戦気持ちを高めている。