垣原賢人さん、引退パーティーを盛大に開催!
7月28日19:00、東京・恵比寿「EAST GALLERY」にて、5月28日後楽園大会で引退した垣原賢人さんの引退パーティーが開催された。
会場には、150名のファンが集い、多数の新日本プロレス所属選手が駆けつけた。またグラン浜田選手や「BIG MOUTH LOUD」の上井文彦氏、田中秀和元リングアナウンサーなども来場。さらに、UWFインターナショナル時代の後輩である桜庭和志選手や、小説家の椎名誠氏から贈られたスタンド花が、会場に飾られていた。
まず、垣原さんが家族と共に壇上で挨拶。続いて、選手会長の飯塚高史選手が挨拶すると、中西学選手は「1、2、3、ホー!」の合図で乾杯の音頭をとった。各自で歓談が始まると、“新日本の宴会部長”の異名を持つ矢野通選手が、選手や関係者、ファンの方々に抜き打ちインタビューを敢行。垣原さんへのメッセージを募り、それぞれが垣原さんへ暖かいメッセージを送った。
続いて、「垣原賢人VSジム・ボス」(1991年12月22日 両国国技館)の試合映像が会場のビジョンに映し出される。垣原さん本人が生解説をする中、垣原さんの見事なKOシーンが流れると、会場からは拍手喝采した。
新日本プロレス秘蔵のグッズが出品された公開オークションでは、垣原さんが引退試合で使用したコスチュームや、稔選手のニーパット、棚橋弘至選手のジャージなど、選手が実際に使用した一品がラインナップ。
「BEST OF THE SUPER Jr.XⅢ」出場選手のサイン入りのライオンマークTシャツが出品されると、プレゼンターとして田口隆祐選手が登場。すると、なぜか「MASTER OF DROPKICK」が会場に流れ、田口選手はノリノリで“タグダンス”を披露。オークションを大いに盛り上げた。
垣原さんが会場から姿を消すと、入れ替わるように“クワレスの伝道師”ミヤマ仮面が登場。IWGPクワレスワンナイトトーナメントのレフェリーを務めた。このトーナメントには永田裕志選手、中西選手、天山広吉選手、S・S・マシン選手、棚橋選手、金本浩二選手、タイガーマスク選手、X(“虎ハンター”小林邦明さん)が参加。
中でも、決勝戦を争った中西選手と金本選手は、童心に帰ったかのようのに、クワレスに熱中。クワガタの中でも大型の“パラクンヒラタ”を引っ提げた中西選手が優勝を果たし、金本選手より垣原さんへ“寄贈”されたIWGPクワレスチャンピオンのベルトを奪取した。
また、パーティー終盤にはスペシャルゲストとして蝶野正洋選手が登場。ミヤマ仮面(垣原さん不在の為)に激励の言葉を贈り、パーティーに花を添えた。
「こんな盛大なパーティーを開いてもらい、びっくりです。選手会、新日本の選手たちに感謝です」と、パーティーを終えた垣原さんは、パーティーを開いてくれた選手、関係者たちに感謝の気持ちを述べていた。
また、垣原選手は「夏場はクワレス。冬場はプロレストレーニング(子供達にスクワットなどを教える)に力を入れていきたい。(新日本に)新弟子が入ったら、コーチもしたいですね」と笑顔で語り、引退後に辿り着いた“第2のリング”での闘いも、着実に進行している事を伺わせた。