棚橋&中邑CD発売記念トークショー「“HIGH ENERGY”で力の限りジャンプする」(棚橋)
1月13日 18:30より中央区銀座の山野楽器本店イベントスペース「Jam Spot」で、棚橋弘至、中邑真輔両選手のトークショーが行なわれた。
これはエイベックス・トラックスより発売中の2人の入場テーマ曲「HIGH ENERGY」と「SUBCONSCIOUS」の発売を記念したもので、会場には女性を中心とした約60名のファンが詰め掛けた。
イベントはファンの質問に2人が答える形で進行。まず1月4日の東京ドーム大会について聞かれた棚橋選手は「(柴田勝頼の攻撃を)受けてしまったのではなく、受け切れなかった。あそこで受け切って反撃できれば、ボクのスタイルも成長すると思う」と振り返った。
また中邑選手は同じ質問に対し「自分の実力がぜんぜん足りていないと感じた。年内中にもう一度ベルトが届く位置に立ちたい」と答え、ブロック・レスナー選手への雪辱を誓った。
今回のCDにはPV(プロモーションビデオ)などを収録した特製DVDが付属しているが、中邑選手は自身のPVを気に入っているとした上で「湖に氷が張るぐらいの寒さの中、上半身裸で大変だった」と撮影時の舞台裏を明かした。そして棚橋選手もPVについて「入場をイメージして太陽のように明るく」という希望を出したことを明らかにした。
イベントは2人の直筆サイン入りポスターが当たる抽選会、3ショット記念撮影会と進み、盛況のうちに終了。最後に2006年の目標について聞かれた両選手は次のように答えた。
「2ランク上の男になる。ハードルをできる限り高くして“HIGH ENERGY”で力の限りジャンプしたいと思います」(棚橋)
「現時点でベルトから一番遠い所にいると思う。その距離を縮めてベルトが巻けるように、試合が始まったらブッ飛ばしていきたい」(中邑)
さらに両選手はイベント終了後、集まった記者団の質問に答えた。
棚橋選手はアメリカ・TNA遠征について「全米のPPV(ペイ・パー・ビュー)なので、今までとは違った評価がされると思う。それが日本でプラスになるような闘いがしたい」と、その意気込みを語った。
また中邑選手も海外遠征について前向きな姿勢を示し「もしかしたら新しい場所に行くかもしれない」と、場合によっては未知の戦場に赴く可能性があることを示唆した。