中邑真輔VS宇野薫“戦う仕事人”トークショー
11月5日、仕事をテーマにしたイベントである「TOKYO WORK COLLECTION」に、中邑真輔選手がゲストとして出演。同イベントは「若年層が仕事に対する意識を創る“きっかけ”の提供」を目的に掲げている。
中邑選手は15:30より「戦う仕事人!」と題されたトークショーに登場。同じくゲストとして招かれた和術慧舟會の宇野薫選手との貴重なツーショットが実現した。
2人は“仕事としてのプロレスラー、格闘家”をテーマにして、集まった約200人の若者たちの前で約1時間トーク。
格闘家という仕事について宇野選手は「やっぱりファイトマネーを頂いていますから、僕の中では練習も仕事だと思っています」と話した。
一方の中邑選手はプロレスラーという仕事について、「仕事という意識は常にしていますけど、いかに楽しんでやれるかだと思っています」と独自の価値観を語った。
また、質問コーナーでは男性ファンが「落ち込んだ時、どうやって回復しますか?」と質問。
これに対し「あんまり考えないようにします。あとは練習するしかないですね(笑)」と宇野選手が答えると、中邑選手も「初心者がするような基本練習を反復して、落ち込んだ心を元に戻します」と回答。“戦う仕事人”らしく、2人が共に練習という言葉を発したのが興味深い。
そして、トークショーの最後に2人のミニ撮影会が行なわれると、壇上の前にファンが殺到。2人の人気の高さを示した。
イベント終了後、中邑選手はマスコミ陣に対し「原点回帰と言ったように、これからはシングルで形を残していかなければいけない。会社が混沌としていますんで、がっちりプロレスで地に足をつけて闘っていく」と語った。
さらに課題である肉体改造について「トレーナーは宇野さんで(笑)」と、ジョークを飛ばした中邑選手だったが、増量しても動ける体を目指し、トレーニングを開始することを明言。次期シリーズ「BATTLE FINAL 2005」に向けて、早くも始動した。