棚橋選手、福岡ソフトバンクホークス戦で始球式
8月3日、棚橋選手が福岡ヤフースタジアムで行われた福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ戦で、始球式を行った。
棚橋選手はこの日行われたG1 CLIMAX前夜祭を終えると、タクシーで球場へ移動し投球練習を開始。小中高と野球少年だった棚橋選手は、関係者を相手に見事なピッチングを見せ、球団関係者からも大絶賛を受けていた。だが、実は緊張で表情はぎこちないものになっていた。
ところが、試合開始前に自らの名がコールされると、表情一転。にこやかな笑顔でマウンドに上がって、着ていたTシャツを破り脱ぐというパフォーマンスを披露。突然の出来事と見事な肉体に、観衆から大声援が送られた。
その後の投球では、バッターボックスに立っていた日本ハムの森本選手に打たれるというアクシデントが発生。だが、棚橋選手は動じることなく素早くキャッチ、1塁に送球してキレイに打ち取った。
「子供の頃に目指していたプロのマウンドがこういう形で実現するとは思いませんでした」と言っていた棚橋選手。
負傷によりG1 CLIMAX出場が危ぶまれたが、まさに滑り込みセーフでコンディションを整えることに成功し、晴れて今回の出場となった。
それだけに、この後はご満悦の表情で試合を観戦し、明日から始まるG1 CLIMAXに向けて、鋭気を養っていた。
- 2005.8.3
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