• 2021.9.8
  • #Media
『号外!“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』!「素の感情、ジェラシー、宿命みたいなものまで伝わってきた」SHOvsYOH、棚橋vs飯伏、鷹木vsEVIL、怒涛のメットライフ2連戦を大総括!【WGS】

プロレス界随一の論客・“GK”金沢克彦氏の独特の視点から、現在進行形の新日本プロレスに関するコラムを続々レポート(不定期連載)!!

今回は「素の感情、ジェラシー、宿命みたいなものまで伝わってきた」SHOvsYOH、棚橋vs飯伏、鷹木vsEVIL、怒涛のメットライフ2連戦を大総括!

テキスト/金沢克彦


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■(7年前とは)隔世の感がある。唯一、変わらない部分があるとすれば、いまも‟エース”棚橋弘至が健在であることか?


9月4日&5日、新日本プロレスが7年ぶりに埼玉・メットライフドームに帰ってきた。

7年前の8月10日、当時はまだ西武ドームの名称だった同会場で開催されたのは『G1 CLIMAX24』の最終戦。メインイベントはオカダ・カズチカvs中邑真輔の優勝決定戦だった(※オカダがCHAOS同門対決を制し優勝)。ちなみに、当時のIWGPヘビー級王者はAJスタイルズ。

それを思うと、隔世の感がある。唯一、変わらない部分があるとすれば、いまも‟エース”棚橋弘至が健在であることか? やはり、タナの継続力と粘り腰にはほとほと感心させられる。

ただし、7年前と比較してみて、もっとも大きな変化はプロレス界が置かれている現状。日本におけるコロナ禍は収束に向かうどころか、医療態勢は逼迫状態に陥っている。

だから、どれだけ業界が努力しても感染者は出てしまう。とくに、プロレスはコンタクト競技だから危険が伴う。それでいながらクラスターの発生までに至っていないのは、大いに評価されるべきだと思うのだ。

そんな状況下で開催されたメットライフドーム2連戦。今回の総括では全12戦(第0試合をふくむ)のなかから3試合に絞ってレポートしてみたい。

■ひとことで言うなら、YOHが必死にリハビリしている間にSHOはすでに“独り立ち”していたのだ。


まず、初日の第2試合に組まれたYOH vs SHOのROPPNGI3K対決。周知のとおり8.16後楽園ホール大会でパートナーであるYOHを見殺しにしたうえで、試合後にショックアローを見舞ったSHO。さらには、「オメー、もう終わりだろ? 引退しろや!」と痛烈なマイクパフォ―マンスをかます。SHOからの決別宣言に周囲は騒然となった。

ヤングライオン時代から同期のライバル、親友として9年間ともに歩んできた3Kがついに袂を分けたのである。この2人は入門時から本当に仲がよかった。無論、仲がいいからこそ試合ではバチバチにぶつかり合っていた。

ただし、当時の印象でいうと、器用なYOHのほうが一歩リードしていたように記憶している。そこが気になったので、2016年1月に2人がそろって海外遠征に出るまでのシングル戦績を調べてみると……49戦してYOHの17勝10敗22引分けという数字が出てきた。

やはり、私の記憶通りだった。また、いつだったか後楽園ホール2連戦でSHOが連敗を喫したことがある。若手にスランプという言葉など必要ないのだろうが、試合後に雑用に追われるSHOがあまりに元気がないので、見兼ねて声を掛けたことがあった。

YOHは若手時代から飄々としていたのだが、SHOは生真面目さからか表情に出てしまうのだ。

「(田中)翔くん、ヤングライオンのころはみんなその日の勝ち負けで頭がいっぱいになると思う。あの永田裕志だってそうだったんだよ。『なかなか勝てないです。プロレスは難しいですね』ってよくオレにこぼしていたんだから。いまは勝てなくても、将来的に追いつけ、追い越せで頑張ればいいじゃん」

そう語りかけると、SHOは「はい、ありがとうございます」と頷いた。まあ、彼はそんなことを憶えていないかもしれないが……。

ヤングライオン時代の寮生活からはじまって、メキシコ遠征、米国遠征でもずっと行動を共にし、2017年10月の凱旋マッチでも3Kとして成長した姿を見せつけてくれた2人。

それ以降、もしSHOのなかでなにか心境の変化があったとすれば、昨年6月にYOHが前十字靭帯断裂の大怪我を負って約9カ月も欠場を余儀なくされた間と、その前後だろう。SHOはシングル戦線でも頭角を現し、ヘビー級の鷹木信悟、高橋ヒロムからも初勝利をあげている。また、今年7月には新団体GLEATの旗揚げ戦のメインに登場。

初体験のUWFルールに適応したうえで勝利を飾った。すべての面で新日本プロレスの強さを問われる闘い。そこでみごとに内容と結果を残してみせたのだ。

それでも3Kは続いていたのだが、戦前にYOHが口にしたところの「違和感」とは、そういう部分からきていたのではないか? ひとことで言うなら、YOHが必死にリハビリしている間にSHOはすでに“独り立ち”していたのだ。

■元3Kの両者による闘い、ライバルストーリーはこの日から第2章に入ったばかりである。


独り立ちしたSHOの覚悟はコスチューム、新入場テーマ曲、その風貌と表情にも表れていた。対するYOHにはまだ戸惑いが隠し切れないように映った。その差が試合にもでた……。

 

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