• 2021.9.2
  • #Media
【WEBで無料公開!】「ボクにとって今一番大切なものは何か? もちろんベルトも大切ですけど、それ以上にもう一度、棚橋弘至というプロレスラーを感じること」“復活”飯伏幸太にインタビュー!!【WGSC】

いよいよ目前となった『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』9月4日(土)埼玉・メットライフドーム大会、約2カ月ぶりの復帰をはたす飯伏幸太選手。いきなりのメインイベント、USヘビー級選手権で棚橋弘至選手に挑戦するタイトルマッチで復活する。

試合を前に、いま最終調整を行っている飯伏選手はいま何を思うのか? リモートで直撃インタビュー!!

トップ写真提供/飯伏幸太選手

■『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』
9月4日(土)   15:00開場 17:00試合開始
※第0試合は16:30開始予定
埼玉・メットライフドーム 
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※当日券は、14時より発売いたします。

9月5日(日)   13:00開場 15:00試合開始
※第0試合は14:30開始予定
埼玉・メットライフドーム
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※当日券は12時より発売いたします。

■これまでこういう病気で欠場したことがほぼないので、そこの調整が難しいなって感じましたね。

──さて、飯伏選手。誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)によって7月シリーズから欠場されていた飯伏選手ですけど、いよいよ、9月4日(土)のメットライフドーム大会での復帰戦が決まりました。現在の体調はいかがですか?

飯伏 やっぱりケガと違って調整が難しいですよね。外傷的なケガの場合はトレーニングをしているとだんだんとその負傷箇所が痛くなくなってくるんで、「今日はこのぐらいできるな」とか「これぐらいやると痛くなるんで、ちょっと今日は強度を弱めよう」とか自分で調整ができるんですよ。

──なるほど。

飯伏 でも、今回は肺だったので、日によっていきなりガッとトレーニングの強度を上げると、次の日にガッとダメージが返ってくるんですよね。

──そうなんですね。あらためてこの誤嚥性肺炎というのは、どういう症状なんでしょうか。

飯伏 自分の状態的には風邪っぽくもなければ、いわゆる肺炎って言われるものでもなく、咳も一切出ないんですよ。ただ、熱が出るんですよ。そこを調整するのが難しいんですよね。

──発熱がポイントになるわけですね。

飯伏 トレーニングの強度を20パーセント、30パーセント、40パーセントっていう感じで段階的に上げていこうと思ってやっていたんですけど、やっぱりペースを上げていくにつれて、途中でまたちょっと熱が出たりして。だから一旦休んで、熱が治まってから再開する。で、前回は40パーセントまで上げたら、20パーセントからやり直してもしょうがないので30パーセントくらいからスタートして、40、50と上げていこうと思ったらまた熱が出る。これまでこういう病気で欠場したことがほぼないので、そこの調整が難しいなって感じましたね。

──Twitterでは息切れについても書かれていましたけど、スタミナ的な面でやや不安が残りますか?

飯伏 そこはちょっと不安ですね。

──とはいえ試合まで1週間切っていますが、コンディションの仕上がり具合は?

飯伏 一旦90パーセントまで上げたんですけど、やっぱりそこでまた反動が出たりして(笑)。

──飯伏選手の個人練習は、自分を徹底的に追い込むスタイルと聞いてますから。

飯伏 やっぱり「行くところまで行かないと気が済まない」っていうのはありますね(苦笑)。まあ、若干焦りもあったんですけどね。でも、もう日にちがないので、今はもう少しペースを落としている感じですね。

■……初めて泣きましたよ。どうしても「申し訳ない」という気持ちが出てしまって、いろいろな人に迷惑をかけたという部分で、泣きましたね。


──結果的に、7.25東京ドーム大会欠場の最終決定は当日になったわけですけど。これは相当なくやしさがあったのではないかと。

飯伏 東京ドーム大会は、今年2回メインイベントに出場しているんですよ。そして、3回目もメインイベント。これって今までにないことだと思うんですけど。ただ、それって自分だけのことじゃないですか? 自分の残したいモノについてのくやしさですよね。

──なるほど。

飯伏 ただ、途中からそういうことじゃなくて、「ファンだったり会社だったり、いろいろなところに迷惑をかけてしまうんだな」っていう気持ちのほうが完全に上回ってしまってしまって、そっちのほうが心配になりましたね。「試合に穴を空ける」ということに関して、「本当に申し訳ない」という気持ちのほうがドンドン強くなりました。

──負傷欠場とはまた違ったケースなので、割り切れない気持ちも強かったでしょうし。

飯伏 なんとも言えない気持ちでしたね……。

──事前には、同い年の鷹木選手と、オリンピックの真裏で、自分たちにしかできないプロレスをしたいともおっしゃってましたね。

飯伏 そうですね。今回は、やっぱり「対戦相手が鷹木信悟」っていう部分がけっこう大きかったんですよ。東京ドーム大会のメインイベントで鷹木さんとシングルで試合ができる。しかも、このIWGP世界ヘビーという一応自分が初代だったベルトを懸けての試合でしたから、いろいろな偶然が重なってシチュエーションとしてもタイミングとしても最高だったんですよね。それができないと。……まあ、会場ではないですね。東京ドームだからではなく、対鷹木信悟とのシングルマッチがなくなったことのほうが凄く大きいですね。それと同時に、タッグパートナーの棚橋さんが自分の代わりに出たじゃないですか? 

──7.24愛知県体育館で棚橋(弘至)選手がIWGP世界ヘビー級王座戦に名乗りを上げましたね。

飯伏 それも前日にKENTA選手とシングルマッチをやって、その次の日にいきなりIWGP世界ヘビー級のタイトルマッチをやる。改めて「凄い人だな」と思いました。そこが今回に繋がるんですけど、アメリカに行ってUSヘビーのベルトを獲って帰ってきて、自分を指名してくれたと。

──棚橋選手は、新日本プロレスがピンチの時に動く速さや覚悟の決め方が本当に凄いですよね。

飯伏 そこはやっぱりまだ“神”ですね。

──さらに棚橋選手は、7.25東京ドームの試合の中でカミゴェを出しましたよね。試合後には「飯伏選手の気持ちを背負って」ともおっしゃっていました。あの場面も見てうれしさはありましたか? 逆にくやしさも感じました?

飯伏 うーん。どっちの気持ちも混ざってましたね。本来なら、自分が鷹木信悟にカミゴェで勝ちたかった……なのに、っていう部分と、自分が出られなかったぶんも棚橋さんが出してくれたっていう思いが同時にガッと出てきたんで、とても複雑でしたね。

──なるほど。

飯伏 初めてこういう大事な試合を欠場して、いろんなたくさんの人、自分に関わっている人全員に迷惑をかけたっていうことでのくやしさ、ツラさ、情けなさが入り混じっていたんですけど、やっぱりくやしさの部分が強いんですよ。……初めて泣きましたよ。どうしても「申し訳ない」という気持ちが出てしまって、いろいろな人に迷惑をかけたという部分で、泣きましたね。

──くやしさのあまり、ご自宅で泣かれたと。

飯伏 自分はあんまり感情的にならないっていうか、そういう部分を持ってないと思ってたんですけど、「そういう部分がまだ自分にもあるんだな」っていうのもわかりました。あとは、今回の件で、棚橋さんには“夢”を見させてもらいましたね。「まだ、できるんだ」っていう部分での夢を見させてもらいました。

──思い起こせば、昨年の今頃は8.29神宮球場大会があり、その時期の棚橋選手はかなりスランプ状態でしたよね。パートナーの飯伏選手からも「しっかりしてください」みたいな苦言があったり、一時は不協和音も流れていたんですけど、あれから1年でこの巻き返しは凄いなと。

飯伏 いやー、凄いですよ。ここでまた巻き返すっていうのがおもしろいですよね。本当に、「いろんなことがプロレスってあるんだな」って感じました。

──何事も一回では終わらないというか。

飯伏 本当に、プロレスラーって永久なんですよ。永久にずっと話が続いていくんですよね。

■これは自分なりの解釈になりますが、ファンの期待にもそうですけど、棚橋さんの期待にも応えたい。


──先ほど話が出たように、棚橋選手は、先日のアメリカ遠征で、ランス・アーチャー選手からUSヘビー級王座を奪取した。その直後に飯伏選手に「復帰戦、俺とやれ」「“寄り道”してっても悪くはないと思うよ」というメッセージを送った。最初に聞いた時はどう思われました?

飯伏 最初は、単純に「なんでだろう?」って思いました。「なぜ自分なんだろう?」って率直に感じたんですよ。ちょっと唐突でしたからね。でも、このメッセージには棚橋さんなりの厳しさもあるし、「ボクの復帰のタイミングを見計らってくれていたのかな」っていうのを感じたんです。で、これもまたプラス思考なんですけど、「おまえはいきなり第一線でやれるよ」っていう意味で、「復帰戦でタイトルマッチなんだ」というふうに自分は受け取りましたね。というのも、何年か前に棚橋さんから「飯伏ならもっとできる」みたいなことを言われたんですよ。今回、それを思い出しました。

──なるほど。飯伏選手の返答としては「まだ100パーセントじゃないかもしれない。でも、こうやって復活してきています。そして、“寄り道”ってなんですか? 寄り道なんかないですよ。一番の近道、それは棚橋さん、あなたと闘うこと」でしたね。

飯伏 ハイ。結局、どのベルトも色が違うだけで、ボクはチャンピオンって全部“最強”だと思っているし、“最高”だとも思っている。だから、「寄り道ってなんだろう?」って。棚橋さんのメッセージのニュアンスからは、なんとなくIWGP世界ヘビー級が一番上なのかなっていうのを感じたんで、「そんなことはない」っていうのがボクの考えですね。一般的にファンの人たちも一番の上のベルトは、IWGP世界ヘビーだって思っている。それはボクもわかっているし、みんなが目指すものなのかなっていうのも感じているんですよ。だから、逆にボクは「寄り道はない」と言いたいんです。ボクにとって今一番大切なもの、本当に大切なものは何か? もちろんベルトも大切ですけど、それ以上にもう一度、棚橋弘至というプロレスラーを感じることですよね。それがボクがこの一連の流れで感じ取ったことです。

──再び棚橋選手の存在が大きくなったタイミングでのシングル戦、この意味は本当に大きい気がしますね。

飯伏 そうですね。これは自分なりの解釈になりますが、ファンの期待にもそうですけど、棚橋さんの期待にも応えたい。

──「もっとやれるだろう」という期待にですね。

飯伏 棚橋さんが、いきなり第一線にバンと戻れる場所を作ってくれたのかなと感じています。

──ただ、実際に復帰戦がビッグマッチのメインイベントであり、シングルのタイトルマッチ。これはどう捉えていますか?

飯伏 現実的に考えると、いままではちゃんと整えられた体調で復帰してたものが、今回はまだ自分がどこまでできるかわからない、不安定な状態での復帰なんですよ。だから、もの凄く厳しいですよね。勝ち負けの部分で厳しいとかじゃなくて、厳しい状況というか厳しい課題ですね。ただ、これを乗り越えなきゃいけない(キッパリ)。

──そこは棚橋選手の考えなのか、会社の考えなのかはわからないですけど、「飯伏だったらできるはずだ」っていう期待や信頼感を感じますよね。そこは、会場に来てくれる方も同じだと思うんですけど。

飯伏 だから、ボクも「飯伏だったら」っていう部分を見せたいし、もちろん無理してほしくないっていう人もいるかもしれないですけど、無理するのが飯伏幸太ですから。もう忘れてたんですけど、ちょっと思い出しましたね。「最近、無理してないな」と思って。無理っていうのは、悪い意味の無理じゃなくて、いい意味での無理っていうのがあるんですよ。「ここ最近、大人しくなってしまったな」っていう部分を自分でも感じていて、ここで一発やっとかないと、またなんか微妙な位置になってしまうというか、やっぱりボクの中でここが頑張り時かなと思っています。外せないですよね。

■ただただ飯伏幸太の復活を楽しんでほしい。対棚橋弘至を楽しんでほしい。「プロレスっていろいろなことがあるんだな」って思いながら、様々なことを含めて楽しんでほしい。


──ベルトに関して伺うと、ジェイ・ホワイト選手が最近、ヘビーのシングルベルトをすべて奪取したことで、「グランドスラム」と言い出してますけど、じつは飯伏選手こそ、USヘビー級王座を獲ると新日本のシングル王座に関して、本当に総ナメになりますよね。

飯伏 ええ。ジュニアから含めて総ナメになりますね。これはまだ誰もやってないですよね?

──ジェイ選手もジュニアは獲ってないですし。やっぱりIWGPジュニア王座を含めると、非常に難しいですよね。

飯伏 そうなんですよ。ヘビーのベルトを獲っている人はIWGPジュニアを獲ってない人が多いですからね。ボクはジュニアから始めて全部獲ってきているという強みがありますし、この部分に関しては負けたくないポイントではありますね。

──やはりそこも意識はしていると。

飯伏 もちろんベルトは欲しいですよね。

──わかりました。今回の件で、飯伏選手を心配していた方がたくさんいると思います。最後にファンの方にメッセージをいただけますか?

飯伏 出るからにはボクとしても心配してほしくないですし、万全か万全じゃないかっていうのは別として観てほしい。この試合はもう「万全の飯伏だ」と思って見てほしいですね。万全か万全じゃないかはボクしかわからないし、ボクがどうなろうと知ったこっちゃないっていう感じて観てほしいです。それはもう皆さん、お金を払って見に来てくれるわけですから、そこは考えなくていいです。ただただ、飯伏幸太の復活を楽しんでほしい。対棚橋弘至を楽しんでほしい。「プロレスっていろいろなことがあるんだな」って思いながら、様々なことを含めて楽しんでほしい。ライトな層の方には単純に「プロレスっておもしろいな」って感じながら楽しんでほしいですね。

──ありがとうございます。それでは復帰戦を楽しみにしています!

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