現地時間・8月12日、IMPACT WRESTLINGのリングで、現地時間8.14『RESERGENSE』ロス大会で行われるNEVER無差別級選手権で対戦する（王者）ジェイ・ホワイトvs（挑戦者）デビッド・フィンレーの前哨タッグ戦が行われた。

前回の放送では、ジェイvsフィンレーの代理戦争ともいえる一戦、クリス・ベイvsジュース・ロビンソンというシングルマッチが実現。なんとベイがジュースからフォール勝利という大金星をゲット、ジェイからBULLET CLUBのTシャツを手渡されるという展開となった。

この日は、ジェイ・ホワイト＆クリス・ベイ組vsデビッド・フィンレー＆ジュース・ロビンソン組のタッグマッチが実現。

まず、ベイがリングインした後に、ジェイがNEVER無差別級のベルトを腰に巻いて、堂々の入場。さらにベイとTOO SWEETポーズで結束をアピールした。

続いて、今度はフィンジュースがノリノリの入場。フィンレーは、リング上のジェイと至近距離で睨み合ってピリピリした緊張感が走る。

先発は、そのジェイとフィンレーの二人。ガッチリとロックアップで絡み合うと、どちらも負けん気が爆発、そのままの態勢でリングを動き回る。

序盤から意識しまくりの両雄、フィンレーがジェイをロープに飛ばすと、まずはドロップキック一閃もカウントは2。ここから、ジェイが場外に転落するも、フィンレーがやってくると待ち構えていた様子で、ヒザ攻撃からエプロンに叩きつける。

再びリング上、今度はジェイがストンピング連射。代わったベイもストンピングを重ねていくが、一瞬のスキからバックエルボーで逆襲。ここでジュースにタッチしながら、フィンレーはベイに鮮やかなバックドロップ。ジュースは、高さのあるセントーンをお見舞いする。

ジュースは、ベイの髪を掴むと、ブレーンバスターを狙うがベイが回避。ロープに走るジュースだったが、脚にちょっかいを出すジェイに気をとられる。そのままジュースは場外のジェイにプランチャ攻撃を狙うも、これはジェイが逃げる。

リングに上がったジュースだが、ベイにロープ際に捕獲されると、セカンドロープから、ジュースの背中に強烈なフライングエルボードロップをヒット。ロープにもたれたまま、頭から崩れ落ちるジュース。

ここで、ジュースを場外のジェイに預けると、ジェイはジュースの背中を何度もエプロンに叩きつける得意の非道攻撃。ジェイは場内の歓声を受けて、筋肉ポーズでニヤリ。

ジュースをリングに戻したジェイは、ジュースをネックブリーカー、ベイはジャンプしてのニードロップ攻撃を披露。試合中盤、捕まる時間が長くなってきたジュース。ジェイは対角線のターンバックルに凄まじい勢いでジュースを叩きつける。

さらにベイのアシストで、ジュースのボディにフロントキックを連射。ベイは、コブラツイストでジュースを絞り上げていく。ジュースは、セントーンで形勢逆転を狙うも、これはベイが背中にヒザを立てて自爆させてしまう。

しかし、ジュースは渾身の力で、ベイに逆襲のブレーンバスターを爆発。ようやくフィンレーにタッチすると、燃えるフィンレーはジェイにエルボー乱射。ジェイにコーナーに飛ばされるも、うまく回避して、ロープに走り込みながら得意のジャンピングエルボーアタックを命中させる。

ノリに乗るフィンレーだが、ここでジェイが場外へ出ると、ベイが対峙。ベイが飛び込んできたところをスピンしながらバックドロップ気味に叩きつけるも、カウントは2。

ここでジュースにタッチしながら、フィンレーがフロントハイキック、ジュースが河津落としの合体連携を披露するも、カウントは2。

ここで、ジュースがベイに得意のナックルパート連射、飛び込んできたジェイにも一発浴びせると、すかさず走りこんだフィンレーがジェイを場外に叩き落すラリアット攻撃！

ベイは、前週と同様にオスカッターに技を決めようとするが、これは読んでいたジュースがカット。肩車でベイを持ち上げると、フィンレーがトップコーナーに駆け上がって、必殺連携のドゥームス・デイ・デバイスが爆発！　

ベイはこれで万事休す……、と思われたがそこに、ジェイがパイプイスでフォールを阻止。この攻撃で試合は、反則決着となってしまった。

収まらないフィンレーは、ジェイにパンチのラッシュ攻撃、だがジェイはフィンレーの頭部にパイプイスをブン投げるデンジャラスな凶行。

さらにジェイは横たわるフィンレーに、警告のようなメッセージを送ると、再びパイプイスを持ち出して、なんとパイプイスの上にブレードランナーを一閃！　最後はノックアウト状態のフィンレーの上にまたがって、NEVER王座を見せつけるようにして挑発をしてみせた。

いよいよ目前に迫った現地時間8月14日（土）、日本時間8月15日（日）『RESERGENSE』ロサンゼルス大会で行われるNEVER無差別級選手権、両者の行方は？

★新日本プロレスワールドでは、日本時間8月15日（日）昼12時から、『RESERGENSE』ロサンゼルス大会をLIVE中継いたします