2020年7.12大阪城ホール大会のメインイベント、内藤哲也 vs EVILの二冠王座戦に、EVILのパレハとして突如出現したディック東郷。
あれから約1年……。EVILのセコンドとして、BULLET CLUBのメンバーとしてすっかり定着した“ザ・スポイラー”にインタビュー敢行!!
撮影/山本正二
※以下、インタビューの「序盤部分」をWEBで無料公開!
■俺はプロレス、30年やってきてんだぞ? いまさらタイトルマッチだから気合いが入るとか、そんな感覚はねえよ
――さて、東郷選手、新日本プロレスのオフィシャルスマホサイトのインタビューに登場していただくのは、今回が初めてとなります。
東郷 ああ、そうか。さっさと始めてくれ。
――6.22後楽園でのNEVER無差別級6人タッグ王座戦(王者・後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIvsEVIL&高橋裕二郎&東郷)の翌日の取材となりますが、試合は激闘の末、最後は東郷選手が石井選手の垂直落下式ブレーンバスターの前に惜敗を喫しました。一夜明けてまだダメージが残ってるのでは?
東郷 べつにたいしたことねーよ、このとおり身体はピンピンしてる。昨日はたまたま、いいのが入っただけだ。
――サングラスでわかりにくいですが、若干顔が腫れてるような気もしますが……。
東郷 よくわかんねえけど、たぶん石井のヤローが最後に出してきたヘッドバットだろうな。クソ……。
――今回は東郷選手にとって、昨年7月にEVIL選手の“パレハ”として登場し、BULLET CLUBに加入して以降、初のタイトルマッチでしたが、何か期するものはありましたか?
東郷 ……オイ、俺はプロレス、30年やってきてんだぞ? いまさらタイトルマッチだから気合いが入るとか、そんな感覚はねえよ。いくつも修羅場をくぐってきたからこそ、どんな状況でも臨機応変に対応していく、それだけだな。
――バイプレイヤーのときはバイプレイヤーに徹し、大一番のときはまた違うスイッチが自然に入ると?
東郷 そういうことだ。そもそも、俺は自分のことを“カメレオン”だと思ってんだよ。その国に行ったらその国のスタイルでやるし、違う団体に行ったら違う団体の流儀でやる。
――上がるリングに合わせて変幻自在ということですね。国内外の数々のリングで活躍してきた理由が、その一言に現れてるというか。
東郷 新日本のリングでの俺は、“ザ・スポイラー”。BULLET CLUBの“ザ・スポイラー”として、自分の仕事をただ遂行するだけだ。
■昔のことをわざわざ掘り返して「ご苦労さん」って感じだし、完全に石井の一人相撲にすぎねえよ。
――今回の王座戦では、過去の因縁を踏まえて“石井vs東郷”という部分がクローズアップされましたが、東郷選手はどのように受け止めていましたか?
東郷 因縁? それは石井が勝手に一人で盛り上がってただけだろ。俺は昔のことなんか興味はねえよ。
――石井選手は王座戦の前、6.14後楽園で「本当のディック東郷の姿を新日本の連中、ファンに、見せたらどうだ? いままで、いくつのユニットを作り上げてきた? そのユニットのリーダーとして、いくつの団体、暴れ回ってきた? そんなヤツが新日本に来て、チマチマチマチマしてんじゃねえぞ。本当のテメーの姿、さらけ出してみろ。オメエがやらねえつっても俺がやってやる。なあ、“大将”」とコメントしました。かつてファー・イースト・コネクションとして、共に活動した東郷選手への特別な気持ちが見えるというか。
東郷 フン! アイツはいつまで昔の話をしてんだ? あいにく、こっちには思い出に浸る趣味はねえよ。
――石井選手は6.7大阪城で東郷選手にスポイラーズチョーカー攻撃を食らったことに対し、「やっと俺の前に来たな。ケンカ売ったってことでいいんだよな」とコメントしてましたが、東郷選手は石井選手だから意識的に攻撃したわけではないと?
東郷 俺は“ザ・スポイラー”としての使命を果たしただけであって、そのとき目の前に石井がいたってだけのことだ。よくわかんねえけど、そこから昔のことをわざわざ掘り返して「ご苦労さん」って感じだし、完全に石井の一人相撲にすぎねえよ。
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