現地時間・8月14日(土)、日本時間・8月15日(日)にアメリカ・ロサンゼルスのThe Torch at LA Coliseum で行われる、現地では約18カ月ぶりの“有観客”大会、『RESURGENCE』の第1弾カードが決定した。
注目のカードは、(チャンピオン)ジェイ・ホワイトvsデビッド・フィンレー(チャレンジャー)のNEVER無差別級選手権試合。
5.3福岡大会で、前王者の棚橋弘至を撃破して、第33代NEVER無差別級王者となったジェイ。これまでIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、IWGP USヘビーという3つの王座を獲得してきたジェイは、新日本マットで4つ目のシングル王座を獲得、公約通り“四冠王”となった。
王座奪取の直後、ジェイは、今年の3.18ツインメッセ静岡大会、『NEW JAPAN CUP 2021』の準々決勝で敗戦を喫したデビッド・フィンレーを次期挑戦者に指名した。
「フィンレー、お前は決着はついたって言ってたよな? でも勝敗を見れば、お前は2勝12敗。俺に大きく負け越している。恥ずかしくないのか? 決着なんてついてない」と上から目線で挑発し、「ベルトを懸けてお前の相手をしてやると言ってるんだ。デビッド、どうだ? チャンピオンの俺がお前を一人目の挑戦者に指名してやってるんだ! このギフト、受け取るに決まってるよな?」と挑戦を迫った。
この流れを受けて、アメリカでいよいよ復活する有観客大会『RESURGENCE』の舞台で、両者のタイトルマッチが実現する。
ジェイとフィンレーは、かつて新日本プロレス野毛道場の外国人留学生として、ヤングライオン時代に苦楽を共にしてきた同期の間柄。だが、2018年1.4東京ドームにジェイが凱旋帰国をはたし一気にタイトル戦線に食い込むと、フィンレーとの差は大きくなる一方だった。
だが、フィンレーも2020年1.4東京ドームでジュース・ロビンソンとのコンビで、IWGPタッグを初戴冠。2021年3月にIMPACT WRESTLINGのリングで、IMPACT世界タッグ王座を奪取。その勢いを証明するように『NEW JAPAN CUP 2021』では、1回戦のチェーズ・オーエンズ、2回戦のYOSHI-HASHIに続いて、3.18静岡の準々決勝でジェイから値千金の勝利を挙げた。
これまでの両者のシングル対戦成績は、通算12勝2敗とジェイが圧倒しているものの、現在上り調子のフィンレーにとっては過去の戦績は頭にないだろう。同期のライバルとして、長らく意識してきたジェイとの関係性を覆す大チャンス到来。
“四冠王”として、新日本マットでさらなる高みを目指す“キングスイッチ”が初防衛に成功するのか? それともフィンレーが新日本でのシングル王座初戴冠でトップ戦線に急浮上をはたすのか? “新日本育ち”の両雄が、ロサンゼルスの観客を熱く燃え上がらせてくれそうだ。
■大会名:RESURGENCE
日時:現地時間・8月14日(土)20時~
会場:The Torch at LA Coliseum
3911 S. Figueroa St. Los Angeles, CA 90037
※Los Angeles Memorial Coliseum前の会場外の野外広場を使用。
■チケット情報
※Ticketmasterにて好評販売中!
■チケット価格
P1 $299
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P6 $39