現地時間・6月24日、AXS TVで放送されているIMPACT WRESTLINGの番組に、小島聡が出場。
ここまで、ジョー・ドーリングとのシングル戦に敗戦を喫し、ライノとのシングル戦に勝利してきた小島。
この日は、IMPACT WRESTLINGのリングで何度もサポートしてくれていたエディ・エドワーズとのコンビで、“バイオレント・アンド・デザイン”の持つ、IMPACT世界王座に挑戦した。
挑戦者組のエドワーズ&小島組に続いて “バイオレント・アンド・デザイン”ジョー・ドーリング&コーディ・ディーナー組が、エリック・ヤング、ライノを引き連れてリングインをはたした。
(※ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組から、タッグ王座を奪取したのは、ライノ&ドーリング組だったが、この日はドーリング&ディーナー組が同王座の防衛戦を行った)。
先発は、ドーリングとエドワーズ。まず、ドーリングがエドワーズをショルダータックルで吹っ飛ばすが、ディーナーにタッチすると、エドワーズは形勢逆転。タッチした小島もショルダータックルでディーナーをダウンさせると、満面の笑顔で大胸筋ピクピクのポーズ。
続いて、エドワーズがコーナーに押し込んだディーナーに逆水平チョップ、代わった小島がエドワーズとダブルエルボーの連携を見せる。
小島はディーナーにボディスラムから、ロープに走り込んだが、コーナーのドーリングが背後から蹴りを入れる。これに怒った小島がドーリングを排除。だが、ディーナーもこのスキを見てアトミックドロップ一閃。さらに、背中から叩きつけて反撃。
代わったドーリングが小島にパンチ、小島も反撃するが、ドーリングはハンマーパンチとエルボードロップ、さらにエルボーやパンチのパワフルな攻撃で攻め込んでいく。
再びディーナーが小島にパンチやチョーク攻撃、ドーリングもパンチ、背後からのクロスヘッドロックで小島をいたぶる。さらに、体重をかけたネックロックで小島を押しつぶすドーリング。ここから、ブレーンバスターの態勢に入るも、これは小島が回避。逆に、ドーリングの巨体を豪快にブレーンバスターで投げ切ってみせた。
ここで小島はエドワーズにタッチ、エドワーズはディーナーを相手にエルボーアタック、逆水平チョップ、ラッシュ。さらに、旋回式のシットダウン式パワーボムを披露。
続くタイガードライバー狙いはドーリングがカット、ここでディーナーを場外へ落としたエドワーズ。
同じくドーリングがロープにもたれたところに走り込んだ小島がラリアットで場外へ叩き落すと、小島がドーリングにプランチャ、同時にエドワーズがディーナーに場外トペ攻撃!
これで勢いをつけたエドワーズは、リングに戻ったディーナーにコーナーで逆水平チョップ、対角線に走らせてのエルボーアタック、ここでライノがいちゃもんをつけて攻撃を妨害。このスキを見てディーナーが反撃。
ディーナーはコーナーのエドワーズの脚を引っ張って、引きはがすようジャンピングパワーボムという荒技を見せる。さらに、コーナーで捕獲したエドワーズに、ドーリングがド迫力のボディスラムから、エルボードロップ。
ディーナーは、セカンドロープからエルボー、さらに寝そべるような恰好でねちっこいスリーパー。捕獲されたエドワーズは、小島に助けを求めるが、なかなか脱出できない。
ディーナーがエドワーズに激しいキック乱打、ドーリングは両腕を捕まえた状態でフロントハイキック、ナックル、チョーク攻撃。ここじからディーナーがエドワーズにブレーンバスターを狙うが、これを読んでいたエドワーズはバックドロップで逆襲!
ようやくタッチした小島が、ディーナーにショルダータックル、コーナーのドーリングも蹴散らすと、ディーナーにバックエルボーから、カウンターのエルボー攻撃。
さらに、コーナーへディーナーを追い詰めての逆水平マシンガンチョップ攻撃! ここに介入したドーリングも反対コーナーに押し込まれて逆水平マシンガンチョップ攻撃! なんと、反対コーナーではエドワーズがディーナーに逆水平マシンガンチョップ攻撃!
さらにたがいに反対コーナーにスイッチしながら走り込んでエルボーアタック。エドワーズは、ディーナーをトップコーナーに据えてからフランケンシュタイナー! ここへ小島がコーナートップから、エルボードロップを叩きこむ好連携も、カウントは2!
小島はエルボー連射、だがディーナーもネックドロップで反撃。さらにセカンドロープからダイビングヘッドバッドを狙ったが、これは小島が回避。
さらに、コーナートップに腰を据えたディーナーを、エドワーズがハイキックで迎撃。さらに、おんぶするような恰好でディーナーをリング中央に運ぶが、ここへ介入したドーリングが豪快なクロスボディアタックで阻止。
リング中央でダウンしたエドワーズに向けて、コーナートップからディーナーがダイビング・ヘッドバッド! これをなんとかカウント2で返したエドワーズ。続いて、ドーリングがファイヤーマンズキャリーからエドワーズを叩きつけて、腕をグリップしながらラリアットを狙うも、これは失敗。
ここに小島が割って入り、ドーリングとディーナーにエルボー攻撃、ドーリングにはローリングエルボーを放ち、そのままエドワーズがドーリングを丸め込むもカウント2!
エドワーズと小島はドーリングをロープに飛ばし、合体のクローズラインを狙うが、これはドーリングがカット。ドーリングは、首かっ切りポーズからエドワーズをパワーボムで持ち上げるが、これはエドワーズが切り返す。
小島はエドワーズのスーパーキックとの連携からコジコジカッター! さらにディーナーを場外に排除。
勝機と見たエドワーズは、ドーリングに向けて走り込んだが、これを抱え上げたドーリングは、回転しながらの強烈なレボリューションボムを炸裂! この一撃でドーリング&ディーナーがタッグ王座防衛に成功した。