現地時間・6月17日(木)AXS TVで放送されたIMPACT WRESTLINGの番組に小島聡が登場。
新日本マットに参戦経験もある、“野獣”ライノとシングルマッチで対戦した。前回、IMPACT WRESTLINGのPPV番組『Against All Odds』では、ジョー・ドーリングとのシングル戦に挑むも惜敗を喫した小島。
今回は、同じ“バイオレント・アンド・デザイン”のチームメイトである、ライノに勝利を挙げて、リベンジをはたしたいところ。
この日もライノは、エリック・ヤング、コーディ・ディーナー、ドーリングとともに入場ステージに登場。その肩には、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーから奪ったIMPACT世界タッグベルトを抱えている。
一方、小島はこの日も今回の遠征でヘルプしてくれているIMPACT WRESTLINGのエディ・エドワーズをセコンドにリングイン。
試合は、まずロックアップからスタート。だが、ライノは小島を押し倒して怪力をアピール。再びロックアップから、ヘッドロック、そしてショルダータックルで再び小島を吹き飛ばしたライノ。
小島はエルボー連打から、反撃の糸口を掴もうとするが、ロープに走り込んだところをまたもやライノが強烈なショルダータックル!さらにライノはパンチやチョップで小島をコーナーに追い詰めて、ヘッドバッドやチョーク殺法でペースを掴む。
小島は再びエルボー連打から、カウンターのエルボーアタック、エルボードロップで反撃。これで場外にはじき出されたライノは、エリック・ヤングに何やら耳打ちされる。
リングに戻ったライノは、コーナーの小島にパンチの連打から、チョーク攻撃、ヘッドバッド、ロープにノドを押しこまれ、さらにネックロックで攻勢に出る。
流れを変えようとロープに走った小島に、カウンターのエルボー。ヘッドバッド、パンチ、再びネックロック、背後からパンチ。
だが、ライノにコーナーに飛ばされた小島が、態勢を入れ変え、必殺の逆水平マシンガンチョップで逆襲! さらに対角線に走らせてからのエルボーアタック、「いっちゃうぞ、バカヤロー!」の後は、ロープ最上段からのエルボードロップ! だが、これはカウント2。
さらに、小島はエルボーラッシュから、ローリングエルボー! だが、ロープに飛ばしたところをライノはラリアットで応戦。さらに、コーナーに走らせると、得意のスピアーを爆発させる。
続いて、背後からジャーマンのような形で小島を持ち上げるライノだが、これを切り返した小島はDDT! これでフラついたライノにコジコジカッターを狙うも、これはライノが踏ん張って、逆にフロントスープレックスで小島を豪快に放り投げる。
気合を入れたライノは小島に突進、だが、この動きを見切った小島は、ライノのラリアット狙いの右腕をブロック、その右腕をラリアットで撃ち落として、今度こそコジコジカッター炸裂!
一進一退のリング上、小島はついに右腕のサポーターを外して、ラリアットの体勢に。これを読んでいたライノが回避も、今度はライノのラリアットを避けた小島が走り込んでの剛腕ラリアット爆発!
これで、ライノからシッカリと3カウント勝利を奪った小島。セコンドのエディに手を挙げられた後、「イエエース!」と珍しく勝利の咆哮!
さらに、小島とエディは、ドーリングらと引き上げるライノたちのIMPACT世界タッグベルトを指さしてアピール。この抗争劇は、タッグ王座戦に繋がるのか?